F速

  • 会員登録
  • ログイン

ロス・ブラウン、マクラーレンの復調は「進歩を成し遂げた証拠」と賞賛。早くもランキング4位候補とみなす

2019年7月3日

 F1のスポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、第9戦オーストリアGPにおけるマクラーレンの印象強い走りについて、チームとドライバーのランド・ノリスとカルロス・サインツJr.を大いに称賛した。


 マクラーレンはオーストリアGPで復活を遂げ、中団グループのトップの地位を確かなものにした。チームは2台揃ってポイントを獲得し、コンストラクターズランキングにおいて5位のルノーとの差を広げることができた。


「苦しい年月を経て、チームは軌道に乗り、次々と結果を出してコンストラクターズランキング4位の候補となっている。その地位は“普通の”チームのほとんどが今年目指しているものだ」とブラウンは語った。


「日曜日にホンダがエンジンマニュファクチャラーとしてほぼ13年ぶりの優勝を飾ったという事実は、彼らを考えさせるかもしれない。だが彼らは、チームのエンジンサプライヤーで、ワークスチームであるルノーに20ポイントの差をつけていることを喜べるはずだ」


 ブラウンはマクラーレンが調子を取り戻す流れにあることを称賛する一方で、チームのドライバーの貢献についても強調した。ノリスはシュピールベルグでも、ルーキーとして力強い走りを見せ、レースを通してミスを犯すこともなく、6位に入賞した。


 一方サインツJr.はパワーユニットに新しいエレメントを投入したためグリッド降格ペナルティを受け、19番グリッドと後方からのスタートを余儀なくされたが、8位でレースを終えた。


 ブラウンはマクラーレンのふたりのドライバーについて、次のように述べた。


「チームはドライバーについても非常に満足できるだろう。ランド・ノリスは、グリッド上の3人のルーキーのなかでも最も印象強いドライバーだ。これまで4戦でポイント圏内でフィニッシュしており、予選でも何度か素晴らしいパフォーマンスを見せている」


「カルロス・サインツJr.も彼の価値を証明してみせた。今回のオーストリアGPは、おそらく彼のベストレースだろう。リタイアしたドライバーがいなかったことを考えても、彼はグリッド後方からスタートして8位でフィニッシュしたのだ」


「マクラーレンは2019年の9戦で52ポイントを獲得している。2018年の合計ポイントより10ポイント少ないだけで、2017年の合計ポイントよりは22ポイント多い。これこそ、進歩が成し遂げられたことの証拠だ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号