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F1第9戦オーストリアGP木曜会見:グリッド降格が確定しているアルボン。「この機会にロングランでの課題をしっかりと解決したい」

2019年6月28日

 フランスGPから2週連続での開催となったF1第9戦オーストリアGP。フランスGPのレースから4日後の木曜日にレッドブル・リンクで開かれたFIAの木曜日会見に集ったのは、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)の5人。


 まずはこのグランプリでグリッドペナルティが確定しているアルボンが会見の口火を切った。


「確かにいつものグランプリ・ウィークエンドとは違う週末になりそうだ。予選に向けた練習をする必要がなく、ずっとロングランでのマシンのセッティングをやるわけだから。でも、考え方を変えれば、それは僕たちにとって決して悪いことではない。なぜなら、僕たちはフランスGPでロングランで少し手こずっていたからね。だから、この機会にエンジニアとロングランでの課題をしっかりと解決したい」(アルボン)


 ちなみにピットレーンからスタートした第3戦中国GPで、アルボンは10位入賞を果たしており、司会者がその件を指摘すると「そんなことあったね。そうなったら、いいんだけど」と笑顔を見せていた。


 次は直近の3レースでいずれも入賞まで、あと一歩となる12位というグランプリが続いているペレスだ。


「やっぱり、レースをするためにサーキットに来ているから、ノーポイントで家に帰るのはつらいよ。特に最近の3レースはね。でも、中団グループの戦いは非常にタイトでレース自体はすごくエキサイティングなんだ。だから、ちょっとしたことで状況は変化させられると信じている」(ペレス)

■F1第8戦フランスGPでは、低調な成績を嘆いていたハースF1代表


2019年F1第9戦オーストリアGP ケビン・マグヌッセン(ハース)
2019年F1第9戦オーストリアGP ケビン・マグヌッセン(ハース)

 今回が91戦目のマグヌッセンにとっては、このオーストリアGPはハースでの50戦目のグランプリとなる。しかし、前戦フランスGPではチームメイトのロマン・グロージャンはリタイア、マグヌッセンもポイント争いに加わることなく、17位でレースを終え、チーム代表のギュンター・シュタイナーは「チーム史上、最悪の結果だ」と嘆いていた。


「その気持ちはわかるよ。だって、シーズン開幕前の僕たちの目標はもっと高かったからね。でも、昨年のメキシコGPも似たような感じだった。予選は2台そろってQ1落ちで、レースも同じようなポジション(マグヌッセン15位、グロージャン16位)だった。だから、チーム史上最悪とは言い切れないけど、状況がかなり悪いことは間違いない」


「だって、わずか数レース前のモナコGPでは予選で5位を獲得して、レースでもベスト・オブ・ザ・レストの6位だったんだから。最悪なのは何が問題なのか自分たちがはっきりと理解できていないこと。もっと言えば、なぜ時々速いのかもわかっていない。わかっているのは、僕たちには良いクルマがあること。それをどうやって走らせるかが問題なんだということ。そのひとつにタイヤの使い方があるわけだけど、それだけが原因ではない」(マグヌッセン)


 争っているポジションは違うが、メルセデスに開幕8連勝を許しているフェラーリのルクレールにとっても、現在の状況は最悪といっていいだろう。

2019年F1第9戦オーストリアGP木曜会見 シャルル・ルクレール、セルジオ・ペレス
2019年F1第9戦オーストリアGP木曜会見 シャルル・ルクレール、セルジオ・ペレス


「彼らはものすごく速い。特にレースペースはね。でも、個人的には、ここ数戦は改善してきているので、この調子で今回のオーストリアGPもレースに臨みたい」(ルクレール)


 じつはルクレールは予選に向けてのアブローチを少し変えていた。


「ああ、でも、それは特別なことではなく、ノーマルな変更だよ。ポール・リカールで少し変えみて、ポジティブな結果だったから、ここでもそれを試してみるつもりだよ」(ルクレール)

■2018年のオーストリアGPで優勝を飾っているマックス・フェルスタッペン


2019年F1第9戦オーストリアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第9戦オーストリアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 最後はチームのレッドブルにとってホームグランプリで、個人的には昨年、このグランプリを制しているフェルスタッペンだ。2年連続優勝の可能性を問われると、「それはちょっと厳しいね。運が向かないと無理だろう」と苦笑い。そこで司会者が「フランスGPでは今年5回目の4位でしたが」と突っ込むと、「最高!!」 と冗談を言って会場を笑わせた後、こう本音を語った。


「別にイライラなんてしていないよ。だって、メルセデスやフェラーリから大きく離されているわけではないから。だから、この調子でプッシュするだけ。僕だけでなく、マシンやエンジンを開発するスタッフたちもね。僕たちはストレートでライバルたちに対して引き離されているだけでなく、コーナーでも劣っているんだから。僕は4位になるためにここにいるじゃない。勝つためにレースしているんだ」


 毎年、オーストリアGPには多くのオランダ人ファンが詰めかける。


「彼らを見ると自然と笑顔になる。日曜日に彼らにいい結果をプレゼントできたらいいね」とフェルスタッペン5回目のオーストリアGPに向けて、抱負を語った。



(Masahiro Owari)


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