Williams関連記事
「マシンの進化をまったく実感できない」と嘆くクビサの個人スポンサーが他チームと接触。シーズン中に離脱の可能性も
2019年6月19日
2019年からF1現役復帰を果たしたウイリアムズのロバート・クビサだが、開幕以来チームメイトのジョージ・ラッセルに負け続けている。しかしそれについてクビサは、「ほとんどの場合、チームがジョージに有利なクルマを提供しているからだ」と言う。
「いくつかのレースでは、僕に非があったことは認めるよ。ジョージの前に出られる可能性が十分にあったのに、つまらないミスを犯してしまった。でもそれ以外のほとんどのレースは、僕にはどうしようもない状況ばかりだった」
「ジョージが非常に才能のある若者で、次代を担う速さを備えていることは僕も疑っていない。けれどもあれだけの差がついてしまうことに、僕はまったく納得がいかない。ジョージは最近、『レースごとに、マシンの進化を実感している』と言っていた。でも僕はまったく、そう思えないんだ」
「ジョージのクルマを実際に運転していないから、具体的な違いを指摘することはできない。でも運転しなくても、わかることはある。たとえば前戦カナダGPのコースは、7つのコーナーしかなかった。そこで同じチームの2台が、あれほど大きな差が付くものだろうか」
クビサの個人スポンサーであるポーランドの石油会社『オーレン』は、クビサをできるだけ早くウイリアムズから離脱させるべく、他チームとの接触を始めたことを公に認めている。同社のスポンサー料は、年間1000万ユーロ(約12億円)と見積もられている。
「F1への挑戦はロバートだけでなく、私たちにとっても得難い体験だ」と、同社CEOのダニエル・オバチェクは言う。
「それだけに彼には、本来の実力を発揮できる環境を用意させてあげたい。それが実現すれば、必ずかつてのような輝きを取り戻してくれると信じているよ」
クビサとウィリアムズとの契約は今年末までだが、途中離脱の可能性もある。その場合は、現在FIA-F2参戦中のリザーブドライバー、ニコラス・ラティフィがウィリアムズからF1デビューを果たすことになりそうだ。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kunio Shibata)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |