F速

  • 会員登録
  • ログイン

不振続くフェラーリF1に『魔法の解決策』はなし。「問題解決に向け複数のプログラムに着手」と明かす

2019年5月31日

 フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、次戦カナダGPでチームの状況を好転させられるような急場凌ぎの解決策はないものの、これがチームを改善させる最後のチャンスだとは考えていないという。


 これまでのレースを振り返れば、メルセデスに打ち勝ち、さらには世界タイトルを獲得するというフェラーリの望みは、はるか彼方へ消えかかっているように見える。


 先週末の第6戦モナコGPでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がペナルティを受けたこともあって、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは2位に入賞した。しかし週末全体を見ると、フェラーリの戦略は適切だったとはいえず、パフォーマンスも不足していた。


 それでもビノットは、モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットはモナコとの共通点が少なく、フェラーリの2019年型マシン『SF90』のパフォーマンスを向上させる近道がなかったとしても、好結果を残すことができるかもしれないという希望を抱いている。


「カナダGPが2019年シーズンの最後のチャンスだとは考えていない」とビノットは語った。


「たしかに我々は、レースごとに我々自身を向上させる必要があると思う。マラネロのファクトリーでは、この数レースで見られた問題に対処するために、複数のプログラムに着手した」


「カナダでは、魔法のような解決策があるだろうとは考えていない」


「明らかにコース、タイヤ、セットアップは異なる。ひとつだけ我々にできることは、セットアップの準備やシミュレーション作業によって、最高の状態にまで準備を整えることだ」


「先に話したように、これは最後のレースではない」


 ジル・ビルヌーブ・サーキットでは、コース特性上、エンジン出力が重要になる。これは、おそらくフェラーリがメルセデスと比べて優れている部分だ。


「我々はバルセロナに比べて良い状態になるだろうと思っているが、それでも彼ら(メルセデス)には現時点での最高で最強のマシンがあると考えている」


「だから彼らはやはり優位なチームだと思う。だが差は縮まるかもしれない」


「もしチャンスがあれば、我々はそれを掴む準備ができるはずだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イギリスGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ234
2位ランド・ノリス226
3位マックス・フェルスタッペン165
4位ジョージ・ラッセル147
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン103
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン46
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位エステバン・オコン23

チームランキング

※イギリスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム460
2位スクーデリア・フェラーリHP222
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム210
4位オラクル・レッドブル・レーシング172
5位ウイリアムズ・レーシング59
6位ステークF1チーム・キック・ザウバー41
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム36
9位マネーグラム・ハースF1チーム29
10位BWTアルピーヌF1チーム19

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号