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またもスタートで優勝を逃したボッタス、原因はクラッチではなくグリップ不足か。前例のないトラブルに困惑

2019年5月17日

 メルセデスのスポーティングディレクターを務めるロン・メドウズは、第5戦スペインGPの決勝レースにおけるバルテリ・ボッタスのスタートの遅れについて、原因はクラッチの問題ではなく、グリップの不足にあると考えている。


 スペインGPでポールポジションを獲得したボッタスは、カタロニア・サーキットの1コーナーに最初に進入すれば、勝利への大きなチャンスを得ることができたはずだった。というのも、このコースはオーバーテイクのチャンスが限られているからだ。


 しかしボッタスのマシンは、スタートシグナルが消えた時、一瞬動きが取れなかった。そのためチームメイトのルイス・ハミルトンはボッタスを追い越してターン1に進入し、重要なアドバンテージを得た。


 レース後にボッタスは、“奇妙な”クラッチの問題がスタートの妨げになったとほのめかしたが、メドウズは路面のある箇所が原因ではないかと疑っていた。


 メルセデス恒例のレース後の解説動画“ピュア・ピットウォール”にトラックサイドエンジニアのアンドリュー・ショブリンとともに出演したメドウズは、「原因は単にポールポジション側のグリップが不足していたことだと考えている」と語った。


「サポートレースを見てみると、しばしば2番グリッドや3番グリッド、もしくは4番グリッドのドライバーが、ポールポジションのドライバーよりも良いスタートを切っている」


 またショブリンはメドウズの意見に同意し、「それが要素のひとつだ」と述べた。


「ホイールスピンが起きると、ホイールとクラッチが滑るという相互作用が起きる」


「とにかくすべての要素を集めて今週よく検討し、理解に努める」


「現時点では一番の問題はグリップで、マシンの問題ではなかったと思っている」


 スタートの遅れの原因にかかわらず、ボッタスはバルセロナで起きた問題が完全に新しい現象だったと感じている。


「このような感触は今まで感じたことがない」とボッタスは日曜日に話した。


「クラッチが振動しているのが分かったし、挙動が異常だった。そのためにターン1への重要な数メートルが台無しになった」


「Gのせいなのかと感じた。上下に振れて、マシン全体が振動していた。そのせいで僕の手とマシンが同様に振動していたことが、データからもすでに分かっている」


「振動とともに高い摩擦が起きていた。ひどくなったり緩んだりだ。だから最初に何メートルも失うことになった。スタートのその他の部分はとても良かったけれどね」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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