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パドック裏話 第4戦アゼルバイジャンGP編:照明の眩しさにハミルトンが実力行使

2019年5月8日

 ちょっと毒舌なF1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。2019年F1第4戦アゼルバイジャンGP編です。

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 アゼルバイジャンへ向かう時に、毎年期待できることがひとつあるとすれば、それは大波乱のレースだ。ゆえに、日曜のレースを観た人々の多くは、イライラしたり困惑したりせざるをえなかった。

 週末の始まりはドラマティックだった。排水口の蓋が外れるというトラブルで、FP1は実質的にキャンセルとなり、FP2では赤旗が2回、予選でも赤旗による中断が2度あった。そして前座のF2レースでは、実に合計6回もセーフティカーが出動したのだ。この流れからして、メインのグランプリが波乱に富んだものになるのは確実と思われた。

 だが、私たちは肩透かしを食った。

 それも含めて、アゼルバイジャンGPの週末における最大の教訓は、F1関係者の「予想」がいかにあてにならないかだ。

 プレシーズンテストの頃を思い出してほしい。バルセロナでは、誰がどう見てもフェラーリが圧倒的に速く、彼ら自身も興奮気味だったし、対するメルセデス陣営は思案顔だった。そして、評論家たちはひとり残らず、今年はついにメルセデスの連覇が終わるシーズンになるだろうと断言した。

 そうして迎えたシーズンの第4戦は、やはり2台のメルセデスによるワンツーで終わり、誰もが何やらバカにされたような気分を味わった。

 予選についても、同じようなことが言えた。最後のプラクティスセッションではフェラーリが楽々と最速タイムをマークし、彼らがポールポジションに最も近いクルマを手にしているのは明らかだった。ところが、シャルル・ルクレールはQ2でクラッシュを喫し、セバスチャン・ベッテルも最後の予選ラップでの位置取りが理想的ではなかったために、ポールはバルテリ・ボッタスにさらわれた。

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レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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