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メルセデスF1代表、初優勝を逃したルクレールを高評価。「最高のドライバーと戦いたい」と熱望

2019年4月5日

 メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフは、バーレーンGPで優勝を目前にしながらもトラブルによりそれを逃したフェラーリのシャルル・ルクレールについて、“シャルル・ルクレールは勇敢なライオンのようだが、期待外れの厳しい状況にどのように反応すべきか分かっているライオンでもある”と考えている。


「シャルルは非常に印象的だ」とウォルフは語った。


「彼の性格は素晴らしい。謙虚な若者だが、非常に速い。スピードと性格、そして感情をどちらの方にも加減できる能力の組み合わせは、素晴らしい素質だ」


「彼のような、ライオンのように勇敢な数多くのドライバーを私は知っている。だが、彼らなら3位という結果にもっと騒ぎを引き起こすようなやり方で反応し、腹を立ててそのことを表に出すだろう。そうしたことはシャルルには見られない」


「チャンピオンシップは長い。いつものようにパフォーマンスと信頼性のバランスを取らねばならない。そしてそこには運という要素がある」


「シャルルはバーレーンGPでは非常に不運だった。フェラーリのマシンは最速で、彼は最速のドライバーだったし、レースで優勝してしかるべきだった。だが状況は彼に味方しなかった」


 それでは、ルクレールは今やメルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスにとって脅威となっているのだろうか?


「我々は常に彼が脅威になると見てきた。彼は大きな成功をもたらすスキルと性格の持ち主であり、優れたマシンもある」


「こうした挑戦を我々も、そしてバルテリとルイスも楽しんでいる。我々は最高のマシンに乗る最高のドライバーと戦いたいのだ。ルイスがセバスチャン(ベッテル)とバーレーンGPの決勝レースで戦っていた時、メルセデスのエンジンはセバスチャンのエンジンに敵わなかったが、そうしたことが彼らのモチベーションをいっそう高めるのだ」


 メルセデスが懸念しているのは、フェラーリがストレートで非常に速いことだ。次戦中国GPのコースには長いストレートがある。速いフェラーリのマシンを駆る“ライオン”は、中国GPでも手ごわい挑戦相手となるだろう。



(grandprix.com)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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