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F1バーレーンGP FP1:フェラーリの新鋭ルクレールがトップ。レッドブル・ホンダは5、6番手
2019年3月29日
2019年F1第2戦バーレーンGP金曜フリー走行1回目は、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。
例年より1週間早い開催のせいか、日が暮れてからのバーレーンは夏の服装では堪え難いほどに寒い。とはいえFP1の始まる午後2時の時点では気温28℃、路面温度は50℃に達しており、完全に真夏の陽気だ。雲ひとつない快晴で、湿度は15%。やや強い北風が、ストレートでは向かい風となって吹いている。
日没後に行われる予選・レースとはコンディションが違い過ぎ、路面もまだ汚れている。そのためほとんどのクルマが、チェック走行後はしばらくガレージにこもった。メルセデスのルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスは、開始後10分経ってもまったく走っていない。
セッションが始まってすぐ、FIAはカルロス・サインツJr.がパワーユニットのICE(エンジン)、ターボコンプレッサー、MGU-H、MGU-Kの4つのコンポーネントを交換したことを発表した。開幕戦決勝レースでの炎上で、当初はMGU-Kのみの交換と報道されたが、やはりダメージは大きかったようだ。
開始後40分を終えた時点で、フェラーリのセバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレールがソフトタイヤで1−2タイムを形成した。メルセデスはボッタスがコンマ6秒差で3番手、ハミルトンはさらにコンマ15秒遅れて4番手。ただしふたりとも、ミディアムタイヤを履いている。
レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが、ソフトで6番手。ハードのピエール・ガスリーは、「全然グリップがない。超オーバーステアだ」と、トップから約3秒落ちの14番手に留まっている。トロロッソ・ホンダ勢は、アレクサンダー・アルボンが7番手、ダニール・クビアトは10番手。いずれもソフトタイヤだ。
開始後48分。フェルスタッペンが新品ソフトで1分31秒673をマークし、トップに立った。ガスリーもソフトに履き替え、自己ベストを更新。セクター2は総合トップを叩き出したが、全体ではチームメイトからコンマ14秒遅れの3番手に留まった。
メルセデスもソフトに履き替え、ボッタスが1分31秒328であっさりトップに。ハミルトンは何台もの渋滞に捕まり、最終コーナーでタイムロスしたことも響いたが、それでもフェルスタッペンを抜いて2番手に付けた。
その後ベッテルが最初に1分30秒台に入り、直後にルクレールがチームメイトをコンマ3秒近くしのぐ1分30秒354のトップタイムを叩き出した。フェラーリ勢は3番手ボッタス以下に1秒近い大差を付け、初日最初のセッションを終えた。トップ6台に次ぐ7番手は、マクラーレンのサインツ。ルノーのニコ・ヒュルケンベルグ、トロロッソ・ホンダのクビアト、アルファロメオのキミ・ライコネンが続いた。
(Kunio Shibata)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 99 |
2位 | ランド・ノリス | 89 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 87 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 73 |
5位 | シャルル・ルクレール | 47 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 38 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 31 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 20 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 188 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 111 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 89 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 78 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 25 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

