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バーレーンでF1開幕戦の雪辱を誓うフェラーリ。「正しい軌道に戻り、ライバルたちに立ち向かいたい」

2019年3月27日

 F1開幕戦オーストラリアGPでメルセデスとレッドブルに完敗したフェラーリは、バーレーンGPで反撃に出るつもりだ。


「バーレーンGPは、長く厳しいシーズンの2戦目だ」とフェラーリF1チーム代表のマッティア・ビノットは語った。


「サヒールにあるサーキットの特性はオーストラリアとは大きく異なり、トラクションとブレーキングが鍵となる要素だ」


「バーレーンではチームとして、オーストラリアで弱みとなった領域を確実に理解し改善しなければならないだろう。つまりオーストラリアでは、我々はマシンのポテンシャルを十分に引き出せていなかったということだ」


「バーレーンでは我々が加えた改善の効果を見ることになる。とはいえ、ライバルたちが今回も非常に強力だろうことは十分認識している。そうしたことを念頭に、正しい軌道に戻り、ライバルたちに立ち向かいたいと強く思っている」


 セバスチャン・ベッテルは、2017年と2018年のバーレーンGPでフェラーリのマシンを駆り優勝を飾っている。


「ドライバーの観点から言えば、このコースの難易度レベルは基本的に“標準”だ。でも、砂漠の中で正しいリズムを掴むのは難しい。風がコース上に砂を運んでくるのが主な理由だ」とベッテルは15のコーナーがある全長5.412kmのサヒール・サーキットについて語った。


「だから周回ごとに状況は異なるし、特に予選ではそのことが結果を左右する要因になる。理想のラインを数インチでも外すと、スライドし始め、その周回は台無しになるんだ。その時点で失ったタイムを取り戻すことができないからね」


「だから他のコースと比べてミスをする確率はとても高くなる。オーバーテイクするには忍耐強くなる必要がある。前を走るドライバーが少しスライドするのを待ったりしてね。このコースで、オーバーテイクの大きなチャンスがあるコーナーは2カ所ある。最初のコーナーと、ロングストレートの後の14コーナーだ」


 オーストラリアGPを5位で終えたシャルル・ルクレールは、バーレーンGPを心待ちにしているドライバーのひとりだ。


「バーレーンはコンディションがとても極端で、難易度がすごく高いコースだ」とルクレールは語った。


「だからレース中に体験することになる様々な状況に出来るだけ備えるために、フリー走行の間にマシンにいろいろと違うことを試すのがいつも面白いんだ」


「走行をとても楽しめるコースだよ。ここにはいくつかとても良い思い出がある。僕はここでFIA-F2のキャリアを始めて、何度か素晴らしいレースをした。昨年は、F1でのキャリアのほんの始まりだったから、少々厳しいものになったけれどね。ここでフェラーリからレースに出るのが待ちきれない。良い結果をチームに持ち帰られるよう願っている」


 フェラーリはバーレーンGPで、2004年の初開催時のミハエル・シューマッハーの優勝も含め、計6回の優勝を飾っている。



(grand prix)


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