F速

  • 会員登録
  • ログイン

【ホンダF1甘口コラム プレシーズンテスト特別編】確かな信頼性を武器に年間21戦を3基のPUで戦うことに現実味

2019年3月11日

 2019年からレッドブルとトロロッソの2チームにパワーユニットを供給するホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。今回はバルセロナテストの状況を甘口の視点でジャッジ。

-----------------------------------

 380周。これは、ホンダがF1に復帰した2015年のプレシーズンテストで走行した総周回数だ。このテストで最も多くの周回を走り込んだのがメルセデスで3993周。メルセデスは4チームにパワーユニット(PU/エンジン)を供給していたから、1チームあたりに換算すると998周となるが、それでもマクラーレンとパートナーを組んでいたホンダの2.6倍のマイレージを稼いでいた。

 翌2016年のプレシーズンテストでは、バルセロナの2回(8日間)のテストでトータル710周と、1年前の約2倍の走り込みを行なった。前年はバルセロナの2回(8日間)のテストだけでなく、その前にヘレスでも1回テストが行われ、延べ12日間テストしていたから、一日あたりで比較すると、2015年の31周から、2016年は88周と、信頼性は2倍以上に向上していた。

 ところが2017年、ホンダの信頼性は大きく失墜する。レイアウトと燃焼方法を新しくしたパワーユニット『RA617H』が8日間のテストで走行できたのは、わずか425周。マクラーレンの信頼を裏切ったホンダは、その年限りで関係を解消することとなった。

 新たにトロロッソとパートナーを組んで臨んだ2018年。ホンダパワーユニットの信頼性は再び向上する。この年はヨーロッパを寒波が襲い、大雪のために1回目のテスト3日目はほとんど走行できなかった。

 それでも、ホンダは2年前の710周を上回る822周を走り込んだ。最も多くの周回を走行したメルセデスは3チームで2570周。1チームあたりで比較すると約856周なので、プレシーズンテストに限って言えば、信頼性はライバル勢に対して、追いつきつつあった。

 迎えた2019年。1回目のテストを終えた段階でホンダの総周回数は復帰後、初めて最下位を脱出。



レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※サウジアラビアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ99
2位ランド・ノリス89
3位マックス・フェルスタッペン87
4位ジョージ・ラッセル73
5位シャルル・ルクレール47
6位アンドレア・キミ・アントネッリ38
7位ルイス・ハミルトン31
8位アレクサンダー・アルボン20
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※サウジアラビアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム188
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム111
3位オラクル・レッドブル・レーシング89
4位スクーデリア・フェラーリHP78
5位ウイリアムズ・レーシング25
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム8
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号