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「F1は全ての人に開かれたスポーツであってほしい」キャリーCEO、女性ドライバーの活躍機会向上を願う

2019年3月6日

 F1のCEOであるチェイス・キャリーは、F1が幅広い層にとって近付きやすいスポーツであることを強調するなかで、今後は女性がコース内外で活躍できる機会を増やすと語った。


 3月5日(火)、第89回ジュネーブ国際モーターショーにて会見を行ったキャリーは、フォーミュラワン・グループが設定した2019年の戦略的優先事項について説明した。


 キャリーはF1が持つハイブリッド技術への認識を広めること、そして世界選手権をすべての人に開かれたレースにしていくことが必要だとして以下のように述べた。


「まず最初に、単なる自分たちの技術的優位性ということではなく、マシンとハイブリッドエンジンの効率性や持続可能性に関する優れた技術をさらに強化していく」


「炭素排出量をさらに減らすための機会、そして市販車関連技術の最先端構想に対して、我々は投資を続ける」


「2番目に、F1はすべての人のためのスポーツだということを訴え続けていきたい」


「つまり、コース内外で女性の活躍機会を増やし続けること、そしてF1をグローバルスポーツとして世界のあらゆる場所に広めていくということだ」


 キャリーは、コロンビア人の女性ドライバー、タチアナ・カルデロンの実績に言及した。カルデロンは2019年にFIA-F2選手権への参戦が決まっているほか、先日アルファロメオF1チームの開発ドライバーとして2019年もチームに残留することが発表された。これは、1976年以降初めて女性ドライバーがグリッドに復帰する可能性に向けた第一歩ということになる。


「F1は魅力を放つスポーツであり続けてほしいが、同時にすべての人に開かれたスポーツであってほしいとも思う」


また彼は、F1が入場者数、世界の視聴者数、ソーシャルメディア上の存在感という点で成長していることも強調した。


「我々は新しく、かつ説得力のあるやり方で、従来型のマスメディアとデジタルメディアを通じて提供する内容の水準を上げ続けて行く。新たなカメラアングル、グラフィック、その他多くの部分でだ」


「レースカレンダーを超えて、F1の質を高めていく」


「2021年以降もFIAと協力しながらレースに意義のある変化を加えていきたい。競争や走り方を向上させ、ベトナムのハノイのような新しく刺激的な場所にF1を展開し、テレビというプラットフォームを飛び越えてF1を成長させる長期構想を立ち上げ、さらに多くのことを成し遂げていきたいと考えている」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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