F速

  • 会員登録
  • ログイン

ルノーF1新車『R.S.19』の完成遅れる。シェイクダウンプラン中止の可能性も

2019年2月13日

 ルノーF1チームは、12日、イギリス・エンストンのシャシー部門のファクトリーで2019年の体制発表会を開催、チーム首脳陣とドライバーたちが登場し、スピーチを行った。同時にチームは、2019年型マシン『R.S.19』の画像をオンラインで公開した。


 発表会会場で披露されたのは、2018年仕様のマシンに2019年型ウイングを装着し、新カラーリングを施したものであり、最初のシャシーはまだ完成していないと首脳陣が認めた。ルノーは「非常にタイト」な状況にあるといい、16日土曜に予定しているフィルミングデーとしてのシェイクダウン、あるいはプレシーズンテスト初日の18日にマシンの完成が間に合うことが100パーセント確実だとはいえないという。


 ルノー・スポール・レーシングのマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、「土曜にフィルミングデーとしてシェイクダウンを行う予定に変わりはない。だが、実際行うかどうかは定かではない」とコメントしたとRACERが伝えた。


 作業が遅れている主な原因は、2019年の空力レギュレーション変更が確定したのが遅かったことであり、どのチームも苦労しているはずだと、アビテブールは言う。


「これまで何度も言ってきたことだが、レギュレーション変更の時期が遅い。それが厳しい現実を生んでいる。我々のチームだけがこういう状況であるわけではないと思う」

ルノーF1チームR.S.19
ルノーF1チームR.S.19

 ワークスチームとして4年目のシーズンを迎えるルノーは、エンストンのファクトリーに多額の投資を行って設備の充実を図った。それにより自社で製造するパーツが増えたことで、よりタイトな開発スケジュールを組むようになったともアビテブールは示唆している。ルノーは2018年にランキング4位に浮上。2019年にはビッグ3チームに戦いを挑もうとしている。


「昨年までよりも今年はさまざまな作業を統合した。その影響が多少はあると思う。こういったマイルストーンと内部計画には満足できるし、うまくいくだろうと考えている」とアビテブール。


「サプライヤーと作業をする場合、リードタイムは決まっている。だが、自社でパーツを作る場合、リードタイムについて自分のなかで検討し始めてしまう」


「風洞に使う時間と競争力のレベルは直結する」とアビテブールが述べたとFormula1.comが伝えた。


「だから超えてはならないラインのギリギリまで攻める必要がある。だが我々はそれを少し超えてしまったかもしれない」


 アビテブールは、2019年にはトップグループとの差を縮め、エンジンのパフォーマンスを向上させることを目指すと述べている。



(autosport web)


レース

9/19(金) フリー走行1回目 17:30〜18:30
フリー走行2回目 21:00〜22:00
9/20(土) フリー走行3回目 17:30〜18:30
予選 21:00〜
9/21(日) 決勝 20:00〜


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号