F速

  • 会員登録
  • ログイン

ルノーF1、空力規則変更の方向性を肯定も「2019年のオーバーテイクに大きな変化はないはず」

2019年1月18日

 ルノーのシャシーテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは、2019年の空力ルールはF1を正しい方向へ導くとしながらも、オーバーテイクに関しては“小さな違い”しか生み出さないだろうと述べている。


 2019年シーズンより採用される技術規則の改定では、デザインが単純化されたフロントウイング、ウイングレットなしの簡素化されたフロントブレーキダクト、より幅が広く奥行きのあるリヤウイングといった新たな空力パッケージが導入される。


 この変更には、『アウトウォッシュ』が起きる可能性を低くする意図がある。アウトウォッシュとは気流を乱し、後続車のオーバーテイク能力を著しく制限してしまう現象だ。


「2019年に向けて非常に大きな変更になる」とチェスターは語った。


「後続車への気流を改善しようとFIAが進めているコンセプトは正しいものだと思う」


「最終的に2021年に向けて計画されている変更のすべてを1年で行うことは明らかに無理だ。これまで目にしたことから考えても、(2019年は)小さな違いしか見られないだろうと思う」


「しかし、変更は正しい方向に進んでいくはずだ。今回の規則変更の実施で多少改善するだろうが、今後何をもたらすのかを理解するためには、おそらく2021年を待たなければならない」


 変更に取り組むなかでチェスターは、レーシング・ポイントF1チームのテクニカルディレクターであるアンディ・グリーンのコメントに同意している。グリーンはシミュレーションテストを元にした2019年の空力の微調整により、マシンのパフォーマンスが多少落ちることを認めているのだ。


 チェスターは、「新ルールによって(パフォーマンスに)多少の打撃があるだろう。今後、私たちがどれほど速いマシンを開発できるのかが問題となる」と話した。


「具体的な数字を挙げることはしないが、どのようにチームを発展させマシン開発をしていくのかがカギになるだろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

12/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
12/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
12/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位ランド・ノリス423
2位マックス・フェルスタッペン421
3位オスカー・ピアストリ410
4位ジョージ・ラッセル319
5位シャルル・ルクレール242
6位ルイス・ハミルトン156
7位アンドレア・キミ・アントネッリ150
8位アレクサンダー・アルボン73
9位カルロス・サインツ64
10位フェルナンド・アロンソ56

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム833
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム469
3位オラクル・レッドブル・レーシング451
4位スクーデリア・フェラーリHP398
5位アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング137
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム92
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム89
8位マネーグラム・ハースF1チーム79
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー70
10位BWTアルピーヌF1チーム22

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
第24戦アブダビGP 12/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号