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「マクラーレンとウイリアムズはF1の真空地帯に取り残された」。名門チームの苦戦を嘆く声
2019年1月17日
スカイスポーツでF1中継のコメンテーターを務めるマーティン・ブランドルによれば、マクラーレンとウイリアムズは、F1のマニュファクチャラーチームといわゆるBチームとの間の「真空地帯」に取り残されたのだという。
マクラーレンとウイリアムズの両チームは、いずれもグランプリレーシングの歴史において重要な位置を占め、1950年に創立されたこのF1選手権で、フェラーリに次ぐ大きな成功を収めてきた名門チームだ。
しかし、イギリスを本拠とするこの2チームは、残念なことに今ではかつての輝きを失い、どちらも2012年を最後に優勝から遠ざかっている。そして、特にハイブリッド時代の到来以降は下位に沈むことも多くなり、フィールドの最後尾に位置することさえあるほどだ。
バーミンガムで開かれた「オートスポーツ・インターナショナル・ショー」の会場で、ブランドルはマクラーレンとウイリアムズが、どちらも似たような立場に立たされていると指摘した。彼らの伝統的なビジネスモデルでは、自動車メーカーの支援を受けるワークスチームや、そうしたチームと提携する小規模チームが享受しているメリットが得られず、結果として苦戦しているというのだ。
「ウイリアムズが抱える問題、そしてある程度まではマクラーレンにも当てはまる問題は、彼らが今日のF1で取るべきポジションから外れたところにいることだ」と、ブランドルは述べた。
「現在のF1では、マニュファクチャラーチームか、ハースやトロロッソのように『お下がり』をもらうBチームのどちらかでなければやっていけない」
「その中間に、いわば真空地帯ができていて、ウイリアムズとマクラーレンはそこにいる。彼らはワークスチームでもないし、どこかのBチームでもないからだ」
「彼らが今後もやっていけるかどうか、成り行きを見守ろうではないか。私としては、何とか存続してほしいと思っている」
「だが、ウイリアムズやマクラーレンがハースのようなチームを相手にすれば、どうしても厳しい戦いになる。ハースは、彼らとは全く違うビジネスモデルで運営されていて、フェラーリやダラーラから多くのものを供給されているからだ」
■F1エントリー台数維持のため、“Bチーム”禁止は困難か
フェラーリとの緊密な技術提携によって成り立つハースのビジネスモデルは、一部のライバルたちから激しい批判を浴びてきた。なかでもマクラーレンやフォース・インディアは、ハースにF1コンストラクターのステータスを与えること自体に疑問を投げかけている。
しかし、ブランドルは、単純にBチームのコンセプトを禁止すればよいとは考えていない。従来からの独立系チームを守ろうとすれば、どうしてもBチームへの制約を厳しくすることになり、結果としてグリッドに並ぶ台数の減少につながるからだ。
「現状ではグリッド上に20台しかいない。それを維持するには、(ジーン・ハースのような)型破りな億万長者への配慮が必要であり、同時に自動車メーカー各社への配慮も必要だ」と、元グランプリドライバーのブランドルは言う。
「つまり、誰かを締め出すようなことはできないんだ」
「(F1のスポーティングディレクター)ロス・ブラウンは、F1の将来のためのテンプレートを何とかして見つけようと、おそらく来る日も来る日も頭を悩ませ、議論を交わしているものと思う」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

