F速

  • 会員登録
  • ログイン

フェラーリ副会長、技術部門トップをチーム代表に選んだ理由を語る「技術面の安定が最も重要だった」

2019年1月12日

 フェラーリの創設者エンツォ・フェラーリの息子で、現在同社の副会長を務めるピエロ・フェラーリが、スクーデリア・フェラーリのチーム代表交代という決断について語った。


 7日、フェラーリは代表マウリツィオ・アリバベーネがチームを去り、チーフテクニカルオフィサーを務めてきたマッティア・ビノットが即時その座を引き継ぐと発表した。


 2018年にフェラーリは非常に優れたマシンを作りながら、チームとセバスチャン・ベッテルがたびたびミスを犯した結果、再びメルセデスに敗れ、ランキング2位に終わった。


 アリバベーネのリーダーシップを疑問視する声が上がり、彼とビノットとの確執もあり、代表交代は予想された事態ではあったが、この組織再編において重要な役割を果たしたといわれるピエロ・フェラーリは、2018年のクリスマス前には決定が下されていたと明かした。


「クリスマス前にすべてのことが起こったのだが、さまざまな理由から(1月7日までは)この決定を発表しないことに決めた」と彼はLa Gazzetta dello Sportのインタビューにおいて語った。


「詳細について語るつもりはない。私は株主の立場で物を言うしかないからだ。だがひとつ言えるのは、我々メンバーの間で意見の対立があったものの、最終的にフェラーリの利益のみを考えて行動したということだ」


 エンジニアをチーム代表の座につけるという判断について、フェラーリは次のように語っている。


「我々が考慮した最も重要なことは、フェラーリのレース部門において技術面の継続性を維持することだ」


「マッティア・ビノットの優れた能力に頼ることが、強力なチームを築くための基礎となる」


 2018年7月、フィアット・クライスラー・オートモービルズおよびフェラーリのCEOを務めたセルジオ・マルキオンネが死去。フェラーリCEOの座をフィリップモリス元会長のルイス・カミッレーリが引き継いだ。カミッレーリも大きなプレッシャーにさらされることになるものの、ピエロ・フェラーリは、時間をかけて彼の仕事ぶりを見ていくと述べた。


「彼には十分な時間を与える必要がある」とフェラーリ。
「彼のスタイルはマルキオンネとはかなり異なっており、極めて独特だ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号