最新記事
- レーシングブルズ、F1日本GP特別カラーリング...
- 【アストンマーティン・ホンダの現在地(2)...
- グランプリのうわさ話:ライバルもコピーが難...
- 「少し心配していたが楽しめた」とフェラーリ...
- メルセデスが新たにチーム副代表を任命。長年...
- アウディF1がチーム代表ウィートリーの離脱を...
- 新代表を探すアストンマーティンF1、アウディ...
- ホンダ初のF1タイトル獲得マシン『FW11』が富...
- 最新F1マシンがモータースポーツジャパン2026...
- 【F1アンケート結果発表】アストンマーティン...
- バーレーン&サウジアラビアGP中止はF1の分配...
- 「批判を全部跳ね返す勝利だ」安堵の代表に、...
F1技術解説 ホンダPU進化の過程(1):メルセデス方式のタービンレイアウトにたどり着いたホンダ
2019年1月8日
2015年のF1復帰から苦戦を強いられてきたホンダF1。マクラーレンと袂を分かち、トロロッソと手を組んだ2018年シーズンでは、ホンダに明るい兆しが見えてきた。そんなホンダがいかに進化していったか、F1iのテクニカルエキスパート、ニコラス・カーペンティアーズがその軌跡をたどる。
ーーーーーーー
■メルセデス方式にたどり着いたホンダ
3年に及んだマクラーレンF1との苦難のパートナーシップを経て、2018年のホンダF1はやや明るさを取り戻したように見える。
2018年のRA618Hは、それまでのホンダPUの基本構造を踏襲したものだ。
ここで簡単なおさらいをしよう。ターボユニットは、3つの主要パーツで構成されている。タービンとコンプレッサー、そのふたつを繋ぐシャフトである。タービンは排気によって高速回転し、そのエネルギーがシャフトを介してコンプレッサーに伝わって吸気を圧縮する。
通常、タービンとコンプレッサーはともに、エンジンブロック後部の近い位置に搭載されている。フェラーリとルノーが採用しているのが、そのオーソドックスな方式である。一方メルセデスとホンダはコンプレッサーをブロック前部に置き、後方のタービンとは長いシャフトで繋げた。
ただしホンダは2015年の最初期型では、マクラーレンからの極力コンパクトなパワーユニットという要求に応じて、ターボとコンプレッサーの両方をVバンクの中に収めていた。
しかしそれでは十分な電気エネルギーが回生できず、翌2016年型ではターボの大径化に踏み切った。しかし搭載位置は相変わらずVバンク内だったため、重心が大幅に高くなってしまった。
重心を下げるために2017年型でようやく、メルセデスと同じレイアウトにたどり着いた。コンプレッサーを大きくすることで、パワーアップに成功したのである。
■独創的なダブルダクト
2018年型のPUは基本的に2017年型の発展型だが、コンプレッサーから延びるダクトは2本に枝分かれしている。2017年型(写真下)はコンプレッサーから出た1本のダクトが、サイドポンツーン左のインタークーラーに連結している。
それが2018年型は、コンプレッサーで圧縮された空気は二方向に分岐したダクトによって、左右のサイドポンツーンに1基ずつ設置されたインタークーラーへと送られる。
黄色矢印に示されたダクトは、もうひとつに比べるとかなり長い。オイルタンク下部を回して、エンジンブロックの反対側に通しているからである。
このインタークーラー2基方式は、ルノーPUを搭載していた2017年のトロロッソがすでに採用していたものだ。大幅な設計変更をチームが嫌ったこともあるが、なによりもレッドブルが2014年以来この形式を踏襲してきたことが大きい。2019年からレッドブルがホンダPUを搭載することを、トロロッソ・ホンダ誕生の時点から見据えての措置だったと考えていいだろう。
その2に続く
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ 柴田久仁夫)
関連ニュース
| 1位 | ジョージ・ラッセル | 51 |
| 2位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 47 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 34 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 33 |
| 5位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 6位 | ランド・ノリス | 15 |
| 7位 | ピエール・ガスリー | 9 |
| 8位 | マックス・フェルスタッペン | 8 |
| 9位 | リアム・ローソン | 8 |
| 10位 | アービッド・リンドブラッド | 4 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 98 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 67 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 18 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 17 |
| 5位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 12 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 12 |
| 7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


