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トロロッソ・ホンダ甘口コラム ロシア&日本GP編:終盤戦に期待がかかる“スペック3”パワーユニット

2018年10月15日

 トロロッソ・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のトロロッソ・ホンダのコース内外の活躍を批評します。F1第16戦ロシアGP、第17戦日本GPを、甘口の視点でジャッジ。

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 ロシアGPでは、金曜日のフリー走行を走り終えた段階で満足のいくレベルまで熟成できずに土曜日以降の投入を見送ったスペック3。その後、ホンダのスタッフはトロロッソのエンジニアたちとともに、イギリスのミルトンキーンズにあるHRD MKで日本GPに向けたキャリブレーション(設定データの調整)を行い、鈴鹿に2台そろって投入された。

 ベンチテストでは実走状態を100%再現することができないため、鈴鹿での走り出しが注目された。果たして、日本GPで積むスペック3の走りは「ロシアGPでは満足のいくレベルに熟成されませんでしたが、初日のフリー走行では十分満足のいくレベルに達しました」(田辺豊治F1テクニカルディレクター)ということで、鈴鹿では土曜日以降も使用された。

 そのスペック3は、予選で2台そろってQ3に進出。レースでもピエール・ガスリーがピットストップする前まではロマン・グロージャン(ハース)に続く7番手を走行し、第二集団で2番手となるポジションを走行していた。

 その後、ガスリーはピットストップのタイミングでポジションを大きく落とし、レース終盤はブリスターにも悩まされて、ズルズルと後退。最終的に11位となり、ポイントを獲得することができなかった。

 チームメートのブレンドン・ハートレーは自身、今シーズン最上位となる6番グリッドを手にしていたが、スタートで大きく出遅れた後はポイント争いができないまま、13位に終わった。

 日本GPでのスペック3は、土曜日はその性能を発揮できたが、日曜日はフラストレーションが残る結果に終わった。



レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

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7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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