F速

  • 会員登録
  • ログイン

グロージャン、「戦略に自由度や意外性が増す」としてF1決勝に給油の復活を望む

2018年8月31日

 ハースF1のロマン・グロージャンは、決勝レース中の給油を戦略のひとつとして導入することで、各チームにとっては選択肢が増え、ショーの面でも面白さが増すと考えている。


 給油はコスト削減と安全性向上への取り組みの一環で、2009年シーズン末をもって禁止となった。以来、給油復活案はF1ストラテジーグループで数回議論されてきたものの、実現には至っていない。


 グロージャンは、給油が再導入されればレース結果が予測できてしまうといった事態をなくし、若干の意外性をもたらすことにもつながると考えている。


「この件をGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)や、そういった場に持ち出したわけではない。だけど個人的には復活を望んでいる」と、グロージャンはCrash.netに対して語っている。


「そうすれば戦略の自由度ももう少し増すだろう。今は(戦略への)対応の仕方が、やや限られている。燃料が切れたら、切れたで終わりだ」


「僕は、もっと多くのチームが表彰台のために戦うことができて、ときには優勝できるようなF1が見たい。2012年シーズンには、7つのグランプリで7人の異なる勝者がいて、素晴らしかったんだ」


「それがこのスポーツにとって、見せ場として、観ている人たちにとって素晴らしいことなんだ」


 レースの面白さを改善し、戦いの場を増やしたいと考えるグロージャンは、各チームに供給されるタイヤの品質にF1は今後もっと注目すべきだとも考えている。現サプライヤーであるピレリの品質は満足いくものではないというのだ。


 ピレリは、2019年シーズン終了まで単独サプライヤーとなっている。2020から2023年シーズンのサプライヤーを決定するための入札手続きがFIAによって始められているが、2021年シーズンにはホイールの直径が18インチに変更されることも決まっている。


 グロージャンは、ピレリの現行タイヤにおけるパフォーマンスとデグラデーション特性のバランスに不満を持っており、以前のサプライヤーであるブリヂストンとミシュランの、グランプリレースへの復帰を望んでいる。


「2021年についてはあまり情報を持っていないんだ。18インチへの変更は報道で知った。ブリヂストンかミシュランが戻ってくることを心から願っているよ」


「僕にとって、今のF1における大きな問題のひとつはタイヤにある。オーバーテイク、あるいは他のマシンに接近してレースを面白くすることすら、今はとにかく不可能なんだ。残念なことだね」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号