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パドック裏話 ドイツ・ハンガリーGP編:泣きっ面に蜂となったベッテル

2018年8月7日

 ちょっと毒舌なF1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。今回はドイツ、ハンガリーGP編です。

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「いくら好きでも、こう立て続けでは……」と感じられた方は多いと思う。

 6月のフランスから7月末のハンガリーまで、F1は実に6週間で5つのグランプリを消化し、ハンガロリンクの週末を終えた時には、関係者の誰もがヘトヘトに疲れ切っていた。

 しかも、ハンガリーの前週のドイツでは、パドックの住人の何人かがフランクフルト空港でロストバゲージの憂き目にあい、当座の着替えを買い求めるハメに陥った。ストフェル・バンドーンもその犠牲者のひとりで、さすがに適当なTシャツでパドックを歩くわけにもいかない彼は、木曜をスタッフから借りたチームウェアで、金曜以降はほとんどの時間をレーシングスーツで過ごした。

 バンドーンにとっては、コース上でのパフォーマンスが振るわず、自身の将来に疑問符が付けられ始めた矢先にこの不運だ。まさに泣きっ面に蜂といったところだろう。

 気の毒な目にあったのは、ドライバーやチームメンバーばかりではない。あるメディアセンターの常連は、ドイツでの週末の間、ひどくトリッキーな駐車場の出口をずっと無事に通り抜けてきた。だが、ホッケンハイムでの仕事を終え、空港へ向かおうとした時になってレンタカーの右側全面を壁に擦りつけてしまった。

 しかし、日曜にセバスチャン・ベッテルが犯したミスと比べれば、そんな不運はものの数にも入らない。彼はレース終盤のクラッシュで、ほぼ手中に収めていた優勝を放り出したのだから。ドイツのファンにとっても、ドイツ人ドライバーの母国での勝利を祝うチャンスが、大きなため息と共に消えてしまった。

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