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F1ドイツGP木曜会見:ハミルトンの巨額年俸(約58億7000万円)にノーコメントを貫くベッテル

2018年7月20日

 2年ぶりのドイツGPとあって、会見に呼ばれたのはセバスチャン・ベッテルとニコ・ヒュルケンベルグのドイツ人の2人。これにメキシコ人のセルジオ・ペレスとニュージーランド人のブレンドン・ハートレーが加わって、4人で開かれた。
 
 会見はイギリスGPのフリー走行で大クラッシュしたハートレーへの質問からスタートした。
「土曜日の夜、どんなクラッシュだったのかリプレイ映像を見ていたから、クラッシュした翌日の日曜日の朝起きたとき、ちょっと心配だったけど、何も影響はなかった。実際、カナダGP(スタート直後のストロールとの接触事故)やバルセロナ(フリー走行中の単独クラッシュ)のときよりも、衝撃は少なかったんだ。この3つのクラッシュは僕の中でもトップ3クラッシュだね!!」

2018年F1第11戦ドイツGP セバスチャン・ベッテル
2018年F1第11戦ドイツGP セバスチャン・ベッテル


 この後、司会者はヒュルケンベルグとペレスに質問したが、やっぱり多くのメディアの関心は選手権トップで母国に凱旋したベッテルにあったようで、質疑応答の時間になると質問はベッテルに集中した。まずドイツGPの将来について尋ねられたベッテル。


「かつてマイケル(・シューマッハー)が勝ちまくっていたときがドイツにおけるF1人気の頂点だったのかもしれないね。以前は5、6人いたドイツ人ドライバーもいまは僕たち2人だけになったんだから」と、隣にいたヒュルケンベルグを見ると、そのヒュルケンベルグからこんなツッコミが。


「8人だよ!!」


 だが、そのツッコミは間違いで、正確には2010年の7人だった(ベッテル、ミハエル・シューマッハー、ニコ・ロズベルグ、ヒュルケンベルグ、エイドリアン・スーティル、ニック・ハイドフェルト、ティモ・グロック)。


 会見が行われた木曜日には、メルセデスがハミルトンとの契約を延長したという発表もあったため、ライバルであるベッテルにはそれに関する質問も飛んだ。ベッテルとフェラーリとの契約もハミルトンと同様、2020年末までとなっているため、「これからの2年間も、ハミルトンとタイトルを争うことになるけれど、楽しみですか?」と尋ねられると、ベッテルは笑いながら「結果が昨年までと逆になるなら、何年でも歓迎だよ」と答えた。


 さらにハミルトンの契約が年俸4000万ポンド(約58億7000万円)と噂されている件について、「あなたは1人のドライバーにこれだけのお金を支払いますか?」と尋ねられると、この日の質疑応答で単独の質問を1つも受けなかったペレスが黙っていなかった。


「僕なら、自分にもっとお金を使うね!!」


 この名回答に、ヒュルケンベルグとハートレーも同意していたが、ベッテルは無言。そうベッテルの現在の年棒はこれを上回る6000万ドル(約67億5000万円)と言われているからだ。



(Masahiro Owari)


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