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ピレリF1「高い路面温度によってタフなレースに。多彩な戦略が展開された」

2018年7月3日

2018 オーストリアグランプリ決勝

■レッドブルのマックス・フェルスタッペン、レッドブルリンクで優勝:スーパーソフト-ソフトと繋ぐ1ストップ戦略を採用


■レース週末中、最も高温となった路面温度が2ストップ戦略を促進


■トップ10内で多彩な戦略が展開された一方、通常よりも多くのメカニカルトラブルによるリタイアが発生

2018年7月1日、シュピールベルク
 このレース週末中で最も高い、40℃を超える路面温度が、オーストリアグランプリに大きな影響を及ぼし、波乱の展開を含む接戦が展開されました。このコンディション下、複数のマシンでブリスターが発生し、各チームによる戦略は広範囲に渡りました。


 トップ10ドライバーが1ストップ戦略を採用した一方、下位では2ストッパーを余儀なくされたドライバーも存在しました。また、通常よりも多くのメカニカルトラブルによるリタイアが発生し、チャンピオンシップの状況を一変させました。


 4番グリッドからスーパーソフトでスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、チームのホームレースを制しました。フェルスタッペンを含むトップ10グリッド中の4名が、スタート時にスーパーソフトを装着していました。


 レースのファステストラップは、2位を獲得したフェラーリのキミ・ライコネンによってファイナルラップで記録されました。

ピレリカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント

「レース週末中で最も高くなった路面温度によって、高速レッドブル・リンクでのレースは非常にタフなものになりました。このコンディションが複数のマシンでブリスターを誘発し、表彰台のドライバーたちは皆1ストッパーでしたが、1ストップと2ストップによる多彩な戦略が展開されました」


「ほぼ全ドライバーがソフトタイヤで第2スティントを走行したことで、ブリスターの影響が顕著になりました。ソフトタイヤは今回の3種類のコンパウンド中で最も摩耗が少なく、従って、より多くのラバーと熱を含み、それがブリスターの影響を受けやすくしたと言えます」


「緊迫したエキサイティングなレースの結果は、チャンピオンシップ争いをもつれさせることとなりました。これから、来週のレースが開催されるシルバーストンへ向かいます」

コンパウンド毎のラップタイム上位

●ソフト
K.ライコネン 1分6秒957
S.ベッテル 1分7秒082
M.フェルスタッペン 1分7秒442


●スーパーソフト
L.ハミルトン 1分7秒241
D.リカルド 1分7秒591
M.エリクソン 1分8秒216


●ウルトラソフト
K.ライコネン 1分8秒954
S.シロトキン 1分8秒971
S.ベッテル 1分9秒232

2018年F1第9戦オーストリアGP インフォグラフ

最長スティント

●ソフト
M.フェルスタッペン、K.ライコネン、S.ベッテル 56周


●スーパーソフト
B.ハートレー 54周


●ウルトラソフト
K.マグヌッセン 28周

2018年F1第9戦オーストリアGP インフォグラフ

ピットストップ戦略

 マックス・フェルスタッペンが予測通りの1ストップ戦略で優勝しました。4番グリッドからスーパーソフトでスタートしたフェルスタッペンは、15周目にソフトへ交換しました。トップ10ドライバーは全て1ストップ戦略を採用しました。


 2ストッパーで上位を走行していたマシンも存在しましたが、フィニッシュできずリタイアという結果に終わりました。



(ピレリ ジャパン プレスリリース)


レース

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フリー走行2回目 結果 / レポート
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ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位ランド・ノリス62
2位マックス・フェルスタッペン61
3位オスカー・ピアストリ49
4位ジョージ・ラッセル45
5位アンドレア・キミ・アントネッリ30
6位シャルル・ルクレール20
7位アレクサンダー・アルボン18
8位ルイス・ハミルトン15
9位エステバン・オコン10
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム111
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム75
3位オラクル・レッドブル・レーシング61
4位スクーデリア・フェラーリHP35
5位ウイリアムズ・レーシング19
6位マネーグラム・ハースF1チーム15
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー6
10位BWTアルピーヌF1チーム0

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