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ホンダ山本MS部長インタビュー(2):勝ちにこだわるレッドブルとの交渉経緯。そして2019年以降の体制

2018年6月25日

 6月19日に電撃的に発表された、2019年からホンダがレッドブルへパワーユニット(PU)供給に合意したとの報道。


 2010年から4連覇し、今シーズンもすでに2勝しているトップチームのレッドブルとのタッグは、ホンダにとって勝てるチャンスが広がるというポジティブな見方がある一方で、マクラーレン・ホンダの二の舞になるという指摘もある。


 レッドブルと組むにあたって、ホンダ側に迷いはなかったのか? ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は次のように語る。


「われわれもその点は議論しました。しかし、ホンダとしては『勝ちに行く仕掛けができないレースはやらないほうがいい』という基本的な考えがあります。もちろん、不安がないわけではない。でも、あとになってレッドブルと組みたいと思ったときに、すでにレッドブルがほかのパワーユニット・マニュファラクチャーと長期契約していたら、いつまで経ってもチャンスはつかめない。だから、レースはある部分リスクを負ってでも、攻めていかなければならないと思う」


 フランスGPが行われているポール・リカールに到着した山本雅史モータースポーツ部長は、レッドブルのモーターホームを訪れ、関係者にあいさつした。


「(クリスチャン)ホーナー代表からは『ホンダと組むことを楽しみにしている』と言われました。(マックス)フェルスタッペンも『わくわくしている』と。(ダニエル)リカルドとはあいさつだけ。私が『来年一緒にやりたいね』と言うと、笑っていました」


 カナダGP直前には、レッドブルのオーナー、デートリッヒ・マテシッツとも山本部長は会談を行っている。


「カナダGP後、レッドブル・リンクで行われたMotoGPチャンピオンのマルク・マルケスがF1マシンを運転するイベントで、初めてマテシッツを紹介されました。『ホンダと一緒にF1をやることが夢だった』と言われ、大変光栄でした」


 山本部長は振り返ると、「モナコGPの週末が大きな山だった」という。


「モナコGPには私はいませんでしたが、森山(克英/ブランド・コミュニケーション本部長)が来て、レッドブルとミーティングをしました。そして、直後のカナダGPのアップデートを見て、レッドブルが最終確認をするという予定になっていました。ですので、カナダGPに投入するアップデートに関してはSakura(ホンダ技術開発研究所)に対して、経営メンバーもプレッシャーをかけていました」


 そのカナダGPにホンダは新仕様のパワーユニットを投入。果たして、レッドブルは2019年からホンダのパワーユニットを使用する決定を下した。レッドブル側に迷いはなかったのか?


「レッドブルというチームは、レースに勝つためにはどうすべきかということしか考えていないので、もしホンダと組んで勝てないと思っていたら、絶対に契約しないでしょう。だから、われわれにはその期待に応えなければならない」


 これで2019年からホンダはトロロッソに加え、レッドブルにもパワーユニットを供給する。ホンダの体制に変化はないのか?


「それについては、まだこれから話し合われることですが、個人的にはレッドブルとトロロッソは姉妹チームなので別々に担当を置くのではなく、現場のトップは田辺(豊治/ホンダF1テクニカルディレクター)ひとりで行こうと考えています。Sakuraの開発のトップも浅木(泰昭/執行役員)のままで行こうと」


「つまり、今後は私がフランツ・トスト(トロロッソ代表)とクリスチャン・ホーナー(レッドブル代表)と話し合い、田辺がジェームス・キー(テクニカルディレクター/トロロッソ)とピエール・ワシェ(テクニカルディレクター/レッドブル)との窓口になるというのがいいんじゃないかと思っています」


 F1で新規定が導入される予定の2021年以降にはポルシェがF1に復帰参戦し、レッドブルと組むという噂もある。2021年以降の契約についてはどう考えているのか?


「われわれは2020年までの2年間でしっかりと実績を残すだけ。もちろん、彼らが望めば、2021年以降も一緒にやっていく可能性は十分あります」



(Masahiro Owari)


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