F速

  • 会員登録
  • ログイン

【あなたは何しに?】かつて“ル・マンの帝王”と呼ばれた男、モナコGPに現る

2018年6月7日

 F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。そんな人たちに、「あなたは何しに?」を尋ねる連載企画。今回はモナコGPを訪れたジャッキー・イクスだ。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 モナコGPの初日、ロズベルグ親子によるチャンピオンマシンデモランが行われているころ、ピットレーンで注目を集めていたのが、ジャッキー・イクスだ。


 イクスといえば、84年のモナコGPで競技役員も務め、チェッカーフラッグを振る大役を担ったこともあり、これまでも何度かモナコGPを訪れている。この日はモナコ出身のシャルル・ルクレールのガレージを訪れて記念写真を撮っていた。


 この撮影会で、一際目立っていたのが、イクスの妻、カジャ・ニンだった。アフリカ中部の内陸に位置するブルンジ共和国に1959年に生まれ、隣国のコンゴ民主共和国(当時はザイール)に渡ったニンは、イクスとの結婚後にベルギーへ移住。1992年に歌手としてデビューを飾っているシンガーだ。


 スティングのツアーをサポートしたり、ハワード・ジョーンズと共演するなど、ヨーロッパでは知る人ぞ知るアーティスということで、ベルギーのメディアは興奮状態だった。


 そんな有名な妻を同伴させていたイクスも、今月の16日から始まるル・マン24時間レースでは、大役を担う。1969年、75年、76年、77年、81年、82年と6度の優勝を飾っているイクスをグランド・マーシャルに抜擢。決勝レーススタート直前のフォーメーションラップで、イクスはペースカーに乗り、レーシングカーを先導することになったのだ。


 今年のル・マンにはカナダGPで300戦を迎えるフェルナンド・アロンソと、F1で309を戦って引退したジェンソン・バトンも参戦する。その2人のF1ワールドチャンピオンたちをはじめ、世界のトップドライバーたちを先導するイクス。“ル・マンの帝王”と呼ばれた男にふさわしい大役だ。



(Masahiro Owari)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号