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ライコネン、2019年もフェラーリ残留へ前向き「まだF1への情熱は残っている」
2018年5月29日
キミ・ライコネンはフェラーリともう1年契約を延長することに前向きであると示唆している。そうなると、今シーズンいっぱいで彼が引退すると予測している評論家たちは見方を変えていく必要があるだろう。
モータースポーツの最高峰であるF1で16年を過ごし、2007年には世界チャンピオンに輝いたライコネンは、今シーズン末で穏やかな引退を迎え、シャルル・ルクレールやダニエル・リカルドなどにフェラーリのシートを譲るものと見られていた。
ライコネンは2017年は良い結果を出せず、フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネから「遅い」とレッテルを貼られさえした。しかし今シーズンは、まだチームに優勝をもたらすことはできていないものの、チームメイトのセバスチャン・ベッテルと肩を並べるパフォーマンスを見せている。
しかしながら20回のグランプリ優勝経験者であるライコネンは、自身の将来についての明言を避けている。
「それは僕が決断することではない。決めるのはチームだ。そして、彼らは僕の望みを正確に把握している」とライコネンは語った。
「F1でのドライブを楽しめないならもう続けない。現実には色んなことがあるが、ドライビングの楽しさだけが僕をここに留めている。それ以外のことはどうでもいい」
「決定には多くの物事が影響するが、少なくとも僕のレースへの情熱は、現状としてシーズンの最後まで消えることはない」
ライコネンの主張に、チームメイトであるセバスチャン・ベッテルも擁護している。
「彼は他のどのドライバーと比べても十分に速いと思うよ」とベッテルはGazzetta dello Sportに語った。
「フェラーリはドライバーを見つけるのは簡単だと考えているかもしれないけれど、キミほどの価値がある、敬意を示すべきドライバーを見つけることは、そう簡単なことではないよ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(AUTOSPORTweb)
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