最新記事
- 角田裕毅、予選13番手「高速コーナーで苦労し...
- 【F1第12戦予選の要点】ヒュルケンベルグが今...
- 【つぶやきグラ天】漁夫の利
- 【順位結果】2024年F1第12戦イギリスGP予選
- メルセデスのラッセルが今季2度目のPP獲得。...
- 【タイム結果】2024年F1第12戦イギリスGPフリ...
- レッドブル&HRC密着:前戦の一件は「些細な...
- 【角田裕毅F1第12戦展望】過去2戦の“ハイブリ...
- 【タイム結果】2024年F1第12戦イギリスGPフリ...
- F1イギリスGP FP2:ノリスが初日最速、マクラ...
- ブラッド・ピット主演F1映画のタイトルが発表...
- 【タイム結果】2024年F1第12戦イギリスGPフリ...
F1スペインGP技術解説(3):メルセデスの空力哲学の影響を受けたレッドブルのバージボード
2018年5月21日
F1の開発はとどまるところをしらず、毎グランプリ、新しいパーツが導入されている。F1iのテクニカルエキスパート、ニコラス・カーペンティアーズがスペインGPの週末に見つけたレッドブルの注目アイテムを紹介、分析する。
—————————–
■レッドブル
(1)バージボード
フェラーリ、マクラーレンと並んで、(少なくとも目に見える形で)最も多くのアップデートを持ち込んだのがレッドブルだった。
RB14のサイドボードは、さらに分割化が進んだ。1枚目の大型パネルは立てに大きな切れ目が入り(オレンジ色矢印)、2枚目のプレートの上部は2枚に分かれた(黄色矢印)。
下部に目を転じると、ベース部分の切れ目は4カ所から6カ所に(赤矢印)。そこから後方へと湾曲する部分も2分割された(青矢印)。これらの細かい処理は、空気の流れをできるだけ緻密にコントロールしようというメルセデスの空力哲学の影響が見て取れる。
(2)赤牛の牙
サイドポッドの空気取り入れ口下部に、レッドブルの空力エンジニアはいくつかのミニウイングを取り付けていた。それも4枚から6枚へと増やされている。その役割はボーテックスジェネレーターと同じように、フロントタイヤの回転で起きる乱流が、フロア下部を流れる気流に干渉するのを防ぐことであろう。
(3)狙いは『アップウォッシュ』
アゼルバイジャンでRB14のリヤ部分に施されていた変更を、うっかり見逃していた。リヤウイング翼端板の垂直の切れ込み上部に、小さなデフレクターが加えられていたのである。これはマシンリヤに起きる気流を上向きにさせる効果、いわゆる『アップウォッシュ』を狙ったものと思われる。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kunio Shibata)
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 23:00〜 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |