F1スペインGP FP2:ハミルトンがトップ、ガスリー14番手。キミは白煙を上げるトラブル
2018年5月11日
午後3時からのFP2も、快晴のコンディション下で始まった。風は相変わらず強く、かつてほぼ同じ時期にイモラサーキットで開催されたサンマリノGPと同じ綿毛が、盛んに舞っている。気温24℃、路面温度43℃と、ようやく本来のスペインGPらしい暑さが戻って来た。
前半5分。FP1でもマシンコントロールに手こずっていたロマン・グロージャンが、ターン7で飛び出しグラベルにはまってしまう。これで5分間のVSCが出たが、その後は各車順調に周回。
前半45分を終えて、ルイス・ハミルトンが1分18秒259でトップ。FP1は11周しか走れなかったダニエル・リカルドが、0.133秒差で追い、マックス・フェルスタッペン、バルテリ・ボッタスも僅差で続く。フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルは、首位ハミルトンからコンマ5〜6秒遅れの5、6番手だ。
1時間が経過しようとする頃、周回中のライコネンが裏ストレートで白煙を吐き、スローダウン。「マシンを止めて、エンジンを切れ」と指示が飛ぶが、ピットまでの下り坂を惰性でゆっくり戻って来た。
その間に上位勢ではベッテルがタイムを更新し、フェルスタッペンから0.05秒差の4番手に付けた。FP1最速だったボッタスは、ミディアムでのロングランに専念。5番手に留まった。
回収されたマシンでコース復帰を果たしたグロージャンは、スーパーソフトで周回ごとにタイムを詰め、6番手のライコネンとはコンマ8秒の差があるとはいえ、中団勢トップの7番手。マグヌッセンも0.06秒差で8番手に付けた。
終了12分前。セルジオ・ペレスがターン9でスローダウン。「フロントタイヤが外れそうだ」と、コース脇にマシンを止めた。直前のピットインでのタイヤ交換作業で、左前輪がうまく装着されてなかったようだ。
ハミルトンが最終的に首位を維持したものの、5番手ボッタスではコンマ35秒内。中団勢ではハース2台を筆頭に、マクラーレン、フォース・インディアの4台が続いた。
トロロッソ・ホンダは、午後になってペースが伸びず。ガスリーはセッション前半にはソフトタイヤで10番手タイムを出していたが、ズルズルと後退。スーパーソフトに履き替えてもコンマ2秒ほどしかタイムを更新できず、トップのハミルトンから約2秒遅い14番手が精いっぱいだった。ハートリーはさらにコンマ9秒落ちの18番手だった。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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