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フェラーリ、二度目のタイヤ交換ミスでメカニックが骨折。危険な行為として多額の罰金

2018年4月9日

 F1バーレーンGP決勝においてフェラーリがキミ・ライコネンのピット作業を行っている際に事故が発生、スチュワードは危険な状況であったと判断し、チームに罰金を科した。


 2番グリッドからスタートしたライコネンは、スタートでバルテリ・ボッタスに抜かれて3番手にポジションダウン。1回目のピットストップ後も3番手を走り続けたライコネンは、2回目のタイヤ交換の際、タイヤが3本しか交換されていない時点で合図を受けて発進、それによって左リヤ担当のメカニックがマシンに接触して転倒した。ライコネンはチームの指示で、すぐさまマシンを止め、そのままリタイアとなった。


 メカニックは病院に運ばれ、検査を受けた結果、脚の脛骨と腓骨を骨折していることが分かったと、フェラーリは発表した。


 チームメンバーが負傷し、大量得点を逃した上に、フェラーリには多額の罰金が科された。


 スチュワードは、マシンが安全でない状態で送り出された上に、チームスタッフの負傷の原因を作ったとして、フェラーリに対し5万ユーロ(約660万円)の罰金を科すことを決めた。


 アクシデントの直後にコメントを求められたライコネンは、何が起きたのか分からないと答えた。


「今のところ分からない。僕としては、ライトがグリーンに変わったら発進する。それが仕事だ。ライトしか見ていない」


「どういうミスが起きたにせよ、チームクルーが大きな代償を払う羽目になった。もちろん、こんなことは起きてはならない」


「彼が最高の治療を受けて、早く良くなるよう願っている」


 フェラーリは、レースウイナーのセバスチャン・ベッテルと共に表彰台にメカニックのひとりを上げて、負傷したメカニックに敬意を表した。


 ライコネンは金曜プラクティスでも、似たようなアクシデントに遭っている。ホイールのひとつがしっかり装着されないままコースに送り出されたライコネンは、コース脇でマシンを止めなければならなかった。この時には、対応が早かったとして、スチュワードは、通常のグリッド降格ペナルティは適用せず、チームへの5000ユーロ(約66万円)の罰金のみを科すことに決めた。



(AUTOSPORTweb)


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