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マクラーレンF1首脳、開幕戦の結果に安堵。レッドブルに追いつくことを目標に据える

2018年3月29日

 オーストラリアGPに向かう前、マクラーレンF1チームのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、チームを復活させファンを安心させることに尽力していたが、日曜日の午後には安堵のため息をついた。


 バルセロナでのマクラーレンのプレシーズンテストは、いくつかの失敗や小さなトラブルによって何度も中断され、オーストラリアGPでのポイント獲得のチャンスはないものと多くの人々が見るようになった。


 しかしながらメルボルンでは、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンが両者ともチームにポイントをもたらし、アロンソは渾身の走りで、今後に向けての励みにもなる5位という順位を獲得した。


「我々にはある程度のポテンシャルがあること、マシンからさらなるスピードを引き出せることは分かっていた」とブーリエは述べた。


「できる限りチャンスを利用し、ドライバーはふたりとも見事な走行をした。良いペースを発揮し、バトルでも何度か善戦した。2度のピットストップを成功させ、戦略を軌道に乗せることができたのだ」


「シーズン最初のレースで我々のマシンが見せたポテンシャルには励まされた。信頼性の面でもトラブルなしの週末を過ごすことができている。冬季テストで問題が出た後だったので、安心できた」


「すべてはチーム全員による、膨大なハードワークのおかげだ。彼らはバルセロナ以来、並外れた仕事をしてきた」


 アロンソは、ルノーエンジンを搭載するライバルのレッドブルに間もなく追いつくという野望を持っているが、ブーリエも同じ考えだ。


「これからも我々はプッシュを続け、予定されているアップグレードの準備にできるだけ早く取りかかる必要がある。我々の優先事項は、先頭集団の一番近くにいるライバルに追いつくことだ。特に、マシンに同じエンジンを搭載しているライバルにね」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


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