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トロロッソ・ホンダF1密着:日本のファンだけでなく会社をあげてのサポートにドライバーも奮起

2018年3月22日

 オーストラリアGPへ向かう直前、トロロッソ・ホンダのドライバー2人は、東京・六本木で催されたキックオフイベントに参加。日本のファンから熱いエールをもらった。


 今年、初めてF1のフル参戦ドライバーとなったピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーにとって、オーストラリアGPは初めて臨む開幕戦。だが、メルボルンのパドックでの2人には、そんなことを感じさせない自信が感じられた。 


 それは日本を出発する前にエールをもらったのは、ファンからだけではなかったからだ。


「イベントの後、ホンダの社長と一緒にランチを食べる機会があった。そこで社長は『全力でサポートするから、君たちも頑張って』と励ましてくれたんだ。F1は開発の競争だから、メルセデス、フェラーリ、ルノーに追いつくためには僕らはそれ以上の開発をしなければならない」


「ただ、まだ僕らのコラボレーションは始まったばかりだということを考えれば、ここまではいい仕事をしていると思う。方向性は間違っていない」と、笑顔で語ってくれたガスリーだったが、ホンダに確認したところ、実際にランチを一緒にとったのはブランド・コミュニケーション本部長の森山克英と山本雅史モータースポーツ部長たちだった。


 なぜガスリーが社長と勘違いしたのかは不明だが、ガスリーにとってはホンダが会社をあげて真剣にサポートしてくれていると感じていることには変わりない。


 その想いに応えるかのように、栃木県にある本田技術研究所『HRDさくら』もオーストラリアGPに向けて信頼性の確認を行い、万全の体制でパワーユニットを2人に供給する。

ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの立ち看板
ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの立ち看板


「テストの最終日に起きたトラブルは、電気系がらみでちょっと変なデータが出たために止めました。そのデータを精査し、不具合や不適切なところを特定できたので、それをキャリブレーション(正しく調整)し、ダイナモ上で確認して、最適にしたものを持ってきています」と田辺豊治ホンダF1テクニカルディレクターは語る。


 田辺TDにとっても、F1の現場は2007年以来、11年ぶりとなる。


「今回は個人的に久しぶりのF1開幕戦になり、身の引き締まる思いです」という田辺TD。同時に「チームはこの日のために多くの努力を重ね、シーズン開幕に向けいい準備ができました。いまできるところはすべてやってきたと思います。チーム一丸となってレースに挑みます」と、いい緊張感に包まれている様子。


 開幕戦へ向けた抱負を尋ねられると、地に足をつけて次のように語った。


「確実にレースを走りきる。それが最初の目標で、第一歩です」



(Masahiro Owari)




レース

7/5(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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