最新記事
- 【つぶやきグラ天】チームオーダー
- 角田裕毅が華麗なリフティング。イタリアが溺...
- マドリードでのF1開催に対する抗議運動が発生...
- アロンソ、ニューウェイの持つ独特な“視点”と...
- 2026年のF1参入に備えるフォード「学んだこと...
- 2026年F1全戦の開始時刻発表。カナダはインデ...
- 2025年F1第17戦アゼルバイジャンGP TV放送&...
- メルセデスF1代表の“400km/h発言”にFIA担当...
- デビューシーズンに向けたキャデラックの取り...
- 2026年のF1スプリントカレンダー発表。6戦を...
- キャデラックF1のリザーブドライバーは未定。...
- MOTULが50年ぶりにF1参戦へ。2026年からマク...
F1新リスタート方式にドライバーから懸念の声「大きなマルチクラッシュが起きる可能性がある」
2018年3月17日
バルセロナテストで、スタンディングスタートによるレース再開の試行に参加したロマン・グロージャンは、今年から導入されるこのルールが、ドライバーにとっては大きなトラブルの元になる可能性を危惧している。
2018年の競技規則の変更により、F1では赤旗中断後のリスタートの方法として、従来のセーフティカースタート以外に、コンディションが許せばスタンディングスタートを選ぶこともできるようになった。どの方法を選択するかは、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングが判断する。
このスタート手順のシミュレーションは、第2回テストの1日目から3日目にかけてセッション終了後に実施された。これにはグロージャンを含めた数人のドライバーが参加し、各車がダミーグリッドに並んだ後、新しい手順によるスタートを行った。
だが、グロージャンはこの試行に好印象を受けなかったようで、冷え切ったタイヤでグリッドからスタートするのが、いかに難しいかを訴えた。
「4速より上のギヤは使えなかった」と、彼は言う。「とても乗れたもんじゃない。僕は比較的早いうちにグリッドについたので、(バルテリ・)ボッタスと一緒に長いこと待たされた」
「ようやくスタートした時には、雨の中をスリックで走っているような感じだった。シフトアップするたびに後輪がホイールスピンして、シフトダウンするたびに後輪がロックするんだ。コーナーに入れば滑りっぱなしで、どうにもならなかった」
「安全性という観点からは、ちょっと心配だね。さっきも言ったように、どう頑張っても4速より上は使えないほどだったから」
「僕の考えを言えば、大きなマルチクラッシュが起きる可能性があると思う。ストレートでもコントロールを失うほどで、もしそうなったら後続のドライバーたちはどうしようもない……」
「今回はとりあえず試しにやってみたが、正直なところ、僕はあまり楽しくなかった。シフトアップやシフトダウンをするだけでも、トリッキーな状態だからね。僕の前にはボッタスがいたけど、彼もそれほど楽しんでるようには見えなかった」
「どのくらいのペースで走ったのかも分からないが、それはセクタータイムを調べてほしい。きっと、ものすごく遅かったはずだ」
かなり気温が低かったバルセロナのコンディションが、スタンディングスタートを通常より難しいものにした可能性はある。しかし、グロージャンは、たとえ文句なしのコンディションだったとしても、ドライバーはタイヤの温度を上げるのに苦労するだろうと語っている。
「とても寒かったのは確かだ。でも、普通にスピンしてコースに復帰し、またプッシュし始めた場合でも、いったん冷えたタイヤは、そう簡単には温度を取り戻せない」と、グロージャンは言う。
「たとえば、スローペースで1周してきた後、スタートがアボートになってもう1周、というケースを想像してみてほしい。(今回のテストでも)タイヤの温度は40度くらいしかなかった。これでは全く機能しない」
「モナコだったら、20周しても温度を取り戻せるかどうか、僕には自信がない。まあ、わりとすぐにタイヤに熱を入れられるコースもあるけどね」
「冬のバルセロナを別とすれば、カナダや中国あたりでも、いったん冷えたタイヤの温度を取り戻すのは、かなり難しいと思う」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kenji Mizugaki)
関連ニュース
9/19(金) | フリー走行1回目 | 17:30〜18:30 |
フリー走行2回目 | 21:00〜22:00 | |
9/20(土) | フリー走行3回目 | 17:30〜18:30 |
予選 | 21:00〜 | |
9/21(日) | 決勝 | 20:00〜 |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |

