F1 Topic:ヨーロッパに異例の大寒波襲来。雪予報によりバルセロナテストが延期の可能性も
2018年2月27日
フランス・パリで日中マイナス6℃、イタリア南部のナポリで雪が降るという、ヨーロッパ全域を覆う大寒波。その影響を、バルセロナのF1テスト現場ももろに受けている。
初日の午前中こそ暖かな日差しに恵まれたが、午後からは急激に気温が低下。降り出した雨は夕方にはみぞれに変わり、明け方のサーキット周辺はうっすらと雪化粧が施されていた。
テスト2日目は雨こそ降っていないが、終日曇天。正午の時点で気温3℃、路面温度は10℃がやっとだ。タイヤ評価もまともにできない低温コンディションだが、3日目は雪、最終日は大雨という予報が出ていることもあって、各チームは無理やりという感じで周回を重ねている。
この事態を受けて、「天候回復が期待できる金曜日以降に、テストを延期すべき」という意見が出ている。しかし金曜日はウイリアムズ、土曜日にはフェラーリが、それぞれプロモーション撮影のためにサーキットを貸し切る予約を済ませている。
火曜日朝には各チームのマネージング・ディレクターが集まって、対策を協議した。しかしこの種の変更には全10チームの満場一致の同意が必要で、現時点では同意には至らなかった。とりあえずは3日目朝に路面コンディションを確認し、とても走れない状況であればそこで延長を決めるという方向で、話し合いが進んでいる。
過去のウインターテストでは、1999年1月のバルセロナが雪のために中止になっている。しかしまもなく3月を迎えるこの時期に、これだけの寒さに見舞われることはまったく異例の事態である。
(Kunio Shibata)
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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※イギリスGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

※イギリスGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

