最新記事
- ハミルトン、2年半ぶりの“おとぎ話のような”...
- 角田裕毅が10位「今回ばかりは雨を歓迎。ドラ...
- 【F1第12戦決勝の要点】ついにマシン“ダウン...
- 【ポイントランキング】2024年F1第12戦イギリ...
- 【順位結果】2024年F1第12戦イギリスGP決勝
- ハミルトンが母国で3年ぶりの優勝飾り涙。角...
- 2024年F1第12戦イギリスGP予選トップ10ドライ...
- 2024年F1第12戦イギリスGP予選トップ10ドライ...
- リカルド予選15番手「理想的な戦い方ができな...
- ノリスは予選3番手「最後のミスで、ポールの...
- メルセデスが最前列独占「夢にも思わなかった...
- フェルスタッペン「全開で戦うのが僕たちのス...
【津川哲夫のF1新車チェック】メルセデスW09、ロングホイールベースを今年も採用。気になるのはレーキ角
2018年2月23日
チャンピオンチーム、メルセデスのテクニカルディレクター、ジェームス・アリソンは新車W09のレーキ角に対する質問をサラッと流してしまった。「わずかにレーキを使っているが、大きな問題ではない」と。たしかに見た目は彼の言うとおりだが、メルセデスW09のフロアフロント部、バージボードの下部の処理が大幅に変わったのはなぜだろう。
これまでは櫛の歯の様なフロアスリットを前後方向に多数設置し、バージボード側面底部の空気流を床下へ導いていたが、W09では一般的なものになり、バージボードの前端下部にはスクープ(空気の取入れ口)が付いている。
これはフェラーリやレッドブルと同様の手法で、ポッド側面やアッパーフロアへのエアロ処理の一部だ。実際、メルセデスW09には昨年よりも明らかにレーキ角が付いているように見える。ただし、ロングホイールベースの基本は変えていないと言うのだから、それほど大きな角度のレーキは使えないということか。
W09は基本的にはレギュレーション対策を施したW08の発展型だが、規制されたシャークフィンはレギュレーションのギリギリいっぱいのサイズで搭載され、ウイングピラーとエクゾースト・テールパイプもフルカバーされている。
もちろん、ボディワーク後方は思い切りタイトに絞り込まれ、低く細くなってかなり前方からポッドエンドの排熱口に向かう。
ウイリアムスやフェラーリが搭載しているロワTウイングはこの時点での搭載はないが、ウイングピラーに極く可愛いミニ・ウイングをあしらい、わずかだろうがモンキーシートの欠落をカバーしていそうだ。
レギュレーション対策を除けば、かなり正常な進化型で、言わば保守的なW09だが、これに対してアリソンは「これまで成功してきた実績を捨ててまで革新を求めるリスクは冒さなかった」と話している。その言葉を裏返せば、つまり、これまでのアドバンテージで今シーズンも充分対応できるという自信の表れだろう。
(Tetsuo Tsugawa)
関連ニュース
7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |