シロトキンのF1昇格は資金力によるものではないと、ロシアの支援者が再度主張
2018年1月31日
ロシアの億万長者ボリス・ローテンバーグは、彼が支援するセルゲイ・シロトキンは、資金力のおかげでウイリアムズF1チームに選ばれたという説を再度否定した。
2017年11月下旬にアブダビで行われたシロトキンとロバート・クビカの比較テストの結果、22歳のシロトキンは実績によってシートを獲得したとウイリアムズは主張する。しかし、ローテンバーグのSMP銀行が提供した推定2、000万ドル(約22億円)の“サポートパッケージ”が契約の決め手となったというのが、大方の見方だ。
これは真実ではないとローテンバーグは強く否定したが、ウイリアムズがSMPから資金を受け取ったことは認めているため、言葉に多少の矛盾が生まれることになった。ローテンバーグはロシアのオンライン誌Fontankaに、以下のように語っている。
「彼(シロトキン)はクビカより速かった。彼が自分のためのシートを買ったという人々に言っておく。それは単なるたわ言だ」
「あの若者はプログラムに参加してから5年間、このために努力を重ねてきた。資金が決定打にはなり得ない」
ローテンバーグは、SMPレーシングの財政支援はマシン開発に費やされるとしており、それは資金の使用目的として完全に妥当なものだと語っている。
「当然のことながらコストが発生する。モータースポーツは安く済ませられるようなものではない。私にとって、これは自分を楽しませるためのおもちゃではないのだ」
ウイリアムズにはシロトキンとランス・ストロールの間で上下関係ができあがっているとの噂もある。ストロールの裕福な父、ローレンス・ストロールが煽ったものであると考えられているが、ローテンバーグはこの件についても否定している。
「そんなものがあるとは思わない。彼らがひとつのチームであることは明白だが、サーキット上では他に誰も頼ることはできない」
最後にロシアの大物は、今年の全レースでシロトキンを導くであろう教訓を口にした。
「我々はウイリアムズのマシンを速く走らせるためにいる。すべてのレースが最後のレースだと思って走れ、と(シロトキンに)話した」とローテンバーグは言った。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(AUTOSPORTweb)
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2位 | ランド・ノリス | 250 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 185 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 157 |
5位 | シャルル・ルクレール | 139 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 109 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 54 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 27 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 248 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 220 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 192 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 70 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 43 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 41 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 35 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

