F速

  • 会員登録
  • ログイン

ルノーF1がPU不振の理由を釈明「元代表ブリアトーレが10年前に下した決断がそもそもの原因」

2017年12月29日

 ルノー・スポールF1のマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、現在ルノーのエンジンがメルセデスよりもパワーで劣っている原因を探ると、10年以上前に当時のチーム代表フラビオ・ブリアトーレが下した決断にまで遡ることができると述べている。 


 F1にV6ターボハイブリッド技術の時代が到来して以降、ルノー製パワーユニットがメルセデスやフェラーリよりもパフォーマンスや信頼性で劣ることについて、ルノーは多くの釈明を行ってきた。


 ルノーはこれまで、走行性能の過剰な引き上げや引き下げ、あるいは重要なコンポーネントにまつわる在庫不足やエンジニアリング上のトラブルといった様々な問題を引き起こしてきた。


 だが、ルノー製PUが競合よりも相対的に劣っていることの主な原因は、10年前にチームを率いていた人物と、彼が誤ったひらめきによって下した決断にあるようだ。


 アビテブールはフランスのAuto-Hebdo誌の取材に対して「ビリーシャティヨン(フランスにあるエンジン部門のファクトリー)には改革が必要であり、そこでは皆が結束して仕事にあたるべきだということをスタッフは学び直す必要がある」と語った。


「エンジン開発凍結を決めた2007年当時に、数百人のスタッフを解雇するというフラビオ・ブリアトーレによる判断のツケを、我々は未だに支払わされているのだ」


「それはF1からの撤退同然の判断だった。同じころメルセデスは活動を維持していた。イルモアを取得し、複数の市販車開発プロジェクトを推進することで将来への投資も続けた。これらのことは、F1に今後何が起きるのかを予見させた」


 アビテブールは、正反対のふたつの事例からルノーとメルセデスそれぞれが現在置かれている状況の違いが説明できるとしている。


「私が(2014年に)指揮を取り始めて以降、約100名のスタッフをビリーシャティヨンで新たに雇用した」


「個人の責任領域を配分し直して、組織は明らかに変わった。今ではスタッフは結束して働かなくてはいけないし、言葉を交わさずとも互いに理解し合えなければならない」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イギリスGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ234
2位ランド・ノリス226
3位マックス・フェルスタッペン165
4位ジョージ・ラッセル147
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン103
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン46
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位エステバン・オコン23

チームランキング

※イギリスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム460
2位スクーデリア・フェラーリHP222
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム210
4位オラクル・レッドブル・レーシング172
5位ウイリアムズ・レーシング59
6位ステークF1チーム・キック・ザウバー41
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム36
9位マネーグラム・ハースF1チーム29
10位BWTアルピーヌF1チーム19

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号