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F1 Topic:3年間の歴史に幕を下ろすマクラーレン・ホンダが最後の乾杯

2017年12月1日

 11月30日をもって、マクラーレン・ホンダは3年間の歴史に幕を下ろした。その3年目は、技術的にも精神的にも、非常に厳しいシーズンだった。だが、アブダビGPでのマクラーレンとホンダは、最後までプロフェッショナルに戦い、お互いの健闘を誓って別れた。それはマクラーレン・ホンダと同様に、2017年シーズン限りでパートナーを解消するトロロッソとルノーとはまったく異なっていた。


「ホンダは素晴らしいパートナーだった。素晴らしい人たちであり、われわれは彼らと非常にうまくやってきた。非常に難しい状況が続いたが、それでも彼らはいまも、われわれにとって大事な友人だ。彼らと別れて寂しくなるだろう。いつか日か、再び手を組む時がもう来ないとは言わないでおこう」


 そう語ってシャパングラスを手に乾杯し、マクラーレン・ホンダとしての最後の会見『ミート・ザ・チーム』を締めくくったザック・ブラウン(エグゼクティブディレクター)。それは言葉だけではなかった。じつは、その日の夜、マクラーレンがホンダのスタッフをディナーに招待し、3年間の努力を労う会が行われていた。


 会を主催したひとりであるジョナサン・ニールは、マクラーレン・ホンダ誕生のときから、ホンダ側との会議に参加していた人物である。


「われわれがホンダと初めてミーティングしたのは2012年の末だった。新井(康久/元ホンダF1責任者)さん、櫻原さん、吉田さん、深尾さんらと話し合いを行った。ホンダが技術的に非常に優れた会社であることは認識していたが、話し合う中で彼らがクレバーで素晴らしい人たちであることがわかったし、非常に魅力的な提案もしてきたので、われわれは提携する道を選択した」(ニール)


 だが、ホンダは3年間でマクラーレンを納得させるだけの技術力を披露することができず、2017年シーズン限りで提携を解消することとなった。ニールは、そのミーティングにも出席していた。


「夏休み明け(ベルギーGP直後)に、私はマクラーレンのコマーシャル&ファイナンスディレクターであるジョン・クーパーと東京に行った。そこで森山(克英/ブランド・コミュニケーション本部長)さんと山本(雅史/ホンダモータースポーツ部長)さんと提携解消に向けたミーティングを行った」(ニール)
 
 こうして、マクラーレンとホンダは2017年限りでパートナーシップを解消する決定を下し、9月15日に発表した。こうして迎えたマクラーレン・ホンダ最後のグランプリ。ニールは最後のレース前夜にホンダのマネージメントを夕食に招待した。
 
 レストランに到着すると、そこにはマクラーレン側が用意したエプロンが置かれており、1枚ずつ異なるメッセージが刺繍されていた。ニールのエプロンには「More Power(もっとパワーを!!)」と書かれていたかと思えば、ホンダ側のエプロンには「More Down force(もっとダウンフォースを!!)」、「Too much Drag(ドラッグが多すぎ!!)」と書かれていて、お互いがお互いのエプロンを見て、笑い合った。
 
「ホンダとともに成功を収められなかったのは残念だが、私たちは彼らと組んだことを後悔していないし、一緒にチャレンジしてくれたことに感謝している。私たちは日本人がいかに優れているかを知っている。それはマクラーレンに多くの日本企業がスポンサーしていることでもわかると思う。ビジネスとしての関係は、これでいったん切れるが、彼らがわれわれにとって大事な友人であることには変わりはない。いつの日か、またチャンスがあれば、ホンダと一緒に戦いたい」(ニール)

左から山本雅史モータースポーツ部長、松本宣之(本田技術研究所社長/前F1担当役員)、ジョナサン・ニール、森山克英(ブランド・コミュニケーション本部長)、ジョン・クーパー、大津啓司(本田技術研究所常務執行役員/HRD Sakura開発責任者)、長谷川祐介総責任者



(Masahiro Owari)


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