F速

  • 会員登録
  • ログイン

“ハロ”の重量で長身のF1ドライバーが不利に。ヒュルケンベルグはダイエットを拒否

2017年11月30日

 2018年にコクピット保護デバイス“ハロ”の使用が義務化されると、パーツの重量によって身長が高く体重が重いF1ドライバーは不利になる可能性がある。


 ハロ搭載は、来季のF1マシンに約14kgのパーツが追加されることを意味する。この重量を考慮して、FIAはF1マシンの最低重量を来年から6kg引き上げることにした。しかしハロを搭載すると約14kgの重量が加わるために、バラストを載せる余地がなくなってしまう。


 F1ドライバーのなかでも高身長であったり体重が重いドライバーは、すでに身体的な無駄を削ぎ落としているが、ハロによってさらに不利になる可能性がある・184cmと長身のニコ・ヒュルケンベルグは、以下のように話す。


「そのことについては承知しているし、話もしている」


「これは政治的な問題で、チームは重量を変えることに同意する必要があるが、一部のチームが異議を唱えている。だからちょっとした問題になっているんだ」


「僕みたいに身長が高くて体重が重いドライバーにとっては、明らかにペナルティーのようなものになる」


「チームからは、重量超過の問題が出るかもしれないとすでに話があった。ダイエットできないかと聞かれたけれど、僕の答えはノーだ!」


 ハースF1チームのロマン・グロージャンも身長が180cmと高めだ。彼はヒュルケンベルグの考えに同調しており、自分は限界ぎりぎりまで体重を絞っていると主張している。


「重量超過まではいかないが、僕のマシンは今季すでに制限に達している。本当にハロがそこまで重いのなら、問題になる」


「僕は骨を抜かなきゃならないよ! 正直に言って僕は痩せているし、選択の余地があるなら体重を増やしたいくらいだ。この問題については、今後解決するための提案がされているところだ」


 楽観的な考えを持つヒュルケンベルグは、F1がハロを放棄するのではないかという思い切った推測をしている。


「正直なところ、ハロがそれほど長い期間にわたってF1で使われることはないんじゃないかと思っている。それほど必要性がないことに皆が気付くだろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号