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F1アブダビGP:コースレコードを更新したハミルトンが初日最速。アロンソも10番手と好調

2017年11月24日

 FP2の始まる午後5時には、外気温はまだ25℃あったが、路面温度は32℃と一気に10℃以上も下がった。比較的強い西風も吹き始め、コーナーによってはバランスを崩すクルマも出てきそうだ。このセッションも、キミ・ライコネンが開始後早々にトップに立った。 しかしルイス・ハミルトンがすぐに首位を奪い返し、唯一1分38秒台に突入。ライコネンを抜いてコンマ04秒差まで迫った2番手のダニエル・リカルドを、コンマ8秒以上の大差で突き放した。 


 開始後17分。ストフェル・バンドーンがターン20でスピン、ストップ。アウト側のエスケープゾーンにしばらく止まってしまったが、何とかリスタートに成功した。20分後にはロマン・グロージャンも同じコーナーでのブレーキングでスピンを喫した上に、リカルドの走行を妨害。珍しく激怒したリカルドに、中指を立てられる一幕も。


 ハミルトンは開始後32分には1分37秒877の最速タイムを叩き出し、2011年の予選で自身が記録したコースレコードを、コンマ4秒以上更新。セバスチャン・ベッテルがコンマ14秒差で何とか2番手に食い付き、リカルドがさらにコンマ15秒落ちで追う展開。彼らの背後はライコネン、バルテリ・ボッタス、マックス・フェルスタッペンの順で続き、トップ3の6台がバラバラ状態だ。


 7、8番手はフォース・インディアのセルジオ・ペレス、エステバン・オコンが並ぶが、その差はわずかコンマ01秒。FP1では17番手だったニコ・ヒュルケンベルグが9番手まで順位を上げたのに対し、カルロス・サインツJr.はチームメイトからコンマ7秒落ちの15番手に留まっている。10番手はフェルナンド・アロンソ。フェリペ・マッサ、バンドーンが続く。


 セッション後半は、ロングランに移行。1分43秒台を並べるハミルトンに対し、ベッテルとリカルドは10周スティントで時おり1分42秒台に入り、やや優勢な印象だ。チェッカー直前のハミルトンは振動にも悩まされ、「今まで運転した中で最悪のタイヤだ」と、不機嫌さを隠さなかった。


 グロージャンは電気系トラブルに見舞われ、ガレージに留まったまま。結局12周しか走れず、最下位に甘んじた。サインツは終盤13番手まで順位を上げたが、ヒュルケンベルグにはコンマ6秒引き離された。



(Kunio Shibata)


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