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【津川哲夫の私的F1メカ】今週末の最終戦で見納め。消え去るモノと残るモノ
2017年11月24日
エンジンからパワーユニット(PU)の搭載となった2014年の新時代F1。その後もPU規則は毎年変わり、そしてわずか3年後の今季、車体側にも大改造が行われ、2017年のF1はまったく新しいレギュレーションの下で行われた。
現在のF1はたしかに継続性がない。だがまあ、この背景には現実的にレギュレーションを定めて施行するタイミングよりも、機械の進歩の方が圧倒的に早いというのが一番の要因だろう。
実際、F1の規則は常に機械的進歩の後を負う形で施行されている。過去十数年、このスタイルは一向に変わらず、おかげでせっかく生まれたアイデアも、後付けの規則によってF1からむしり取られてしまうことは多々ある。
車体側の規制が大きく変わった今季も、さまざまな物議を醸した。そのなかでも、せっかくワイドボディ、ワイドタイヤで見た目を豪快にしながら、F1のスタイルを恰好を悪くしてしまった原因のひとつ(個人的見解だが)が、シャークフィン(ドーサルフィン)とTウイングだ。
このTウイング、シーズン終盤になってようやく完成形が実戦に出てきたにもかかわらず、来季からは禁止の憂き目を見ている。また、リヤウイング下のモンキーシートも2018年はアウト。
しかし、シャークフィンだけは見た目の悪さにもかかわらず(個人的見解だが)、2018年も残されることになった。カーナンバーとドライバー名が観客から見えやすく、チームの商業面でもスポンサー用のスペースとして重宝されているのが理由だ。何度も言うが、個人的には『こいつも消えろ!!』と叫びたいのだが……。
F1のカッコ良さは人それぞれながら、『見た目に速そうなスタイル』『豪快なスピードと凄まじいグリップを連想させるバランス』『カミソリのような刹那的シャープさ』などがその原点のはず。
その点を踏まえると今回はある程度、納得がいく禁止だとは思う。しかし、2018年シーズンからはコクピットに被せる様なハロが登場する。これを搭載するくらいなら、さんざん物議を醸したTウイングの方がまだカッコ良いと思うのは、筆者だけだろうか?
(Tetsuo Tsugawa)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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