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毒舌パドック裏話 ブラジルGP編:話題となった武装強盗は毎年の事なんですよ……
2017年11月21日
ちょっと毒舌なF1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。ブラジルGP編です。
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やれやれ、今年も何とか生きて帰って来ることができた。ブラジルからのレポートを読まれた方々は、メルセデス、ピレリ、FIAのメンバーが現地で武装強盗に襲われたという話を、すでにご存知のことだろう。
しかし、どうして今年はこの話を何度となく聞かされることになったのか、私にはいまひとつよく分からない。なぜなら、この手の事件はもうずっと前から、毎年起きてきたのだから。
ともあれ重要なのは、今年も誰もケガを負わずにすんだことだ。マクラーレン・ホンダとピレリが翌週のタイヤテストを中止したのは、やや過剰反応ではなかったかと、私は思う。
インテルラゴスへ向かう時、私はいつも着古した服を選んで、ひどい身なりをしている。レンタカーもわざわざ廃車寸前の古いクルマにしてもらい、F1関係者であることを示す駐車許可証のステッカーを貼りっぱなしにもしない。そうした手を使うことで、私は長年にわたって恐ろしい目には遭わずにすんできた。
だが、リバティ・メディアとしては、こうした強盗事件が盛んに取り上げられることを、実は密かによろこんでいたのではなかろうか。このレースをカレンダーから抹消できれば、まさに万々歳だと彼らは思っているに違いないからだ。
インテルラゴスのパドックは、彼らが考える適切な水準には達していないうえに、リバティにとっては招かれざる客のバーニー・エクレストンも必ず姿を見せる。しかも、彼はブラジルのレースプロモーターと深い関わりがあるという、もっぱらの噂だ。
正直なところ、南米のグランプリレースは、そろそろ一新されてもいい時期に来ていると思う。最近では、リオ・デ・ジャネイロでの市街地レースの計画が、しばしば話題に上ってもいる。だが、より現実的な開催地候補をひとつ挙げるとすれば、私はブエノスアイレスのオスカル・ガルベス・サーキットと、素晴らしい思い出がたくさんあるアルゼンチンGPの復活を推したい。
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やれやれ、今年も何とか生きて帰って来ることができた。ブラジルからのレポートを読まれた方々は、メルセデス、ピレリ、FIAのメンバーが現地で武装強盗に襲われたという話を、すでにご存知のことだろう。
しかし、どうして今年はこの話を何度となく聞かされることになったのか、私にはいまひとつよく分からない。なぜなら、この手の事件はもうずっと前から、毎年起きてきたのだから。
ともあれ重要なのは、今年も誰もケガを負わずにすんだことだ。マクラーレン・ホンダとピレリが翌週のタイヤテストを中止したのは、やや過剰反応ではなかったかと、私は思う。
インテルラゴスへ向かう時、私はいつも着古した服を選んで、ひどい身なりをしている。レンタカーもわざわざ廃車寸前の古いクルマにしてもらい、F1関係者であることを示す駐車許可証のステッカーを貼りっぱなしにもしない。そうした手を使うことで、私は長年にわたって恐ろしい目には遭わずにすんできた。
だが、リバティ・メディアとしては、こうした強盗事件が盛んに取り上げられることを、実は密かによろこんでいたのではなかろうか。このレースをカレンダーから抹消できれば、まさに万々歳だと彼らは思っているに違いないからだ。
インテルラゴスのパドックは、彼らが考える適切な水準には達していないうえに、リバティにとっては招かれざる客のバーニー・エクレストンも必ず姿を見せる。しかも、彼はブラジルのレースプロモーターと深い関わりがあるという、もっぱらの噂だ。
正直なところ、南米のグランプリレースは、そろそろ一新されてもいい時期に来ていると思う。最近では、リオ・デ・ジャネイロでの市街地レースの計画が、しばしば話題に上ってもいる。だが、より現実的な開催地候補をひとつ挙げるとすれば、私はブエノスアイレスのオスカル・ガルベス・サーキットと、素晴らしい思い出がたくさんあるアルゼンチンGPの復活を推したい。
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4/11(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/12(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
4/13(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


※バーレーンGP終了時点
1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

※バーレーンGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

