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フェラーリ、次世代F1パワーユニットへの移行に否定的。拒否権行使も示唆

2017年11月3日

 FIAが発表したF1新パワーユニットのプランに関し、フェラーリはネガティブな反応を示した。チーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、チームが特権的に有する拒否権を行使する可能性を示唆した。


 F1は2021年からパワーユニットの規則を一新すべく、チームやマニュファクチャラーと協議を行っている。その結果、10月31日、FIAとF1はF1マニュファクチャラーに対し、2021年以降の新たなパワーユニットに関するロードマップおよび主要な機構について示すとともに、要旨を公表した。


 新規則においては、コストを削減すること、市販車との関連性を維持するためハイブリッド技術を残すこと、マシンのサウンドを改善することがターゲットとされている。今回の提案では、1.6リッターV6ターボハイブリッドエンジンを維持しつつ、サウンドを向上させるために最高回転数を引き上げ、MGU-Hは撤廃、MGU-Kが強化されることなどが明らかにされた。


 F1のモータースポーツ担当マネジングディレクター、ロス・ブラウンは、チームらと繰り返し会合を行った結果、今回の案にたどり着いたと述べているが、メルセデス、ルノーは、コスト削減にはならないとして、今回の提案に対して反発している。


 これに続き、フェラーリも同様に、FIAとリバティ・メディア側のプランに対して否定的な意見を述べた。


 アリバベーネは、コストを抑え、パフォーマンスとショー的要素を向上させるために、フェラーリは、2021年以降もF1が「同じエンジン構造を維持すること」を望むと述べた。


 また、場合によっては、フェラーリに特権的に与えられている規則変更に対する拒否権を行使するかもしれないと示唆した。


「正当な理由により、我々が持つ拒否権を行使する場合もある」とアリバベーネが述べた。


「だが、明確なアイデアを持ち、真剣に取り組む人々、自分の発言が意味するところを理解している人々に対しては、拒否権を使う必要はないだろう」


 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、フェラーリやメルセデスは自分たちの現在の優位を保つために変化を望まず、F1にとって必要な変更を「妨害」しようとしていると批判している。


 これを受けてアリバベーネは「クリスチャンの心の中では、我々は常にレッドブルの妨害をしているようだ」と述べ、メルセデスやフェラーリは何かを妨害しようとしているわけではなく、自分たちにはF1の将来に対して意見を述べる権利があるのだと主張した。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




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