2017年F1日本GP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは11位、ストフェル・バンドーンは14位、ポイント獲得はならなかった。

　アロンソは予選10位を獲得したが、パワーユニットのエレメント交換により35グリッドダウンのペナルティを受けて20番グリッドからスタート。決勝終盤は11位まで順位を上げ、10位のウイリアムズのフェリペ・マッサまで1秒を切るところまで迫り、1ポイントを賭けて戦ったものの、追い抜くことができなかった。

　予選11位のバンドーンはアロンソとキミ・ライコネンのグリッド降格により9番グリッドに繰り上がった。しかしスタート直後のターン2でライコネンとの接触があり、ポジションを大きく落とした。2回ストップ戦略で挽回を試みたものの、順位を上げられず、14位でチェッカーを受けた。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者　長谷川祐介
　マクラーレン・ホンダにとって最後のホームグランプリでポイントを獲得することができず残念です。

　フェルナンドはグリッド後方からのスタートになりましたが、前を走るグループと戦えるペースを維持して走りました。終盤、マッサとの差を詰めていたものの、惜しくも10位には届きませんでした。今日、彼は入賞できるだけのペースを発揮していたので残念です。
　
　ストフェルは9番グリッドからレースを始めました。しかしスタート直後のターン2で不運な事故に遭ったことでポジションを落としました。幸い大きなダメージはなく、続行することはできましたが、困難なレースとなり、残りの周回はダメージを最小限に抑えることが目的となってしまいました。　
　
　ホームグランプリですから、もちろん今回のレースには強い思い入れがありました。応援に来てくれたファンの皆さん、また、週末を通して休みなく働いたチームの皆に心からお礼を言いたいと思います。ポイントという形で報いることができず残念ですが、今シーズンはあと4戦残っていますので、最後まで戦い続けます。　

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