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マクラーレン・ホンダの栄光は遥か遠く……2018年から心機一転の再スタートを【今宮純のザ・ショウダウン】
2017年9月27日
F1ジャーナリストの今宮純氏が様々な要素を【対決】させていく連載企画。第12回はホンダ第1〜3期と15年からスタートした新生ホンダを比較する。
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マクラーレン・ホンダの“離婚”が正式に発表された週末、54戦目となるシンガポールGPはストフェル・バンドーンが自己ベスト7位、フェルナンド・アロンソはセバスチャン・ベッテルたちのクラッシュに巻き込まれる形で6回目のリタイアとなった。

今シーズン13戦でDNS(スタートできず)1回、DNF(フィニッシュできず)6回。原因はさまざまだが敗走の連続であった。今シーズンにアロンソがチェッカーを見たのはスペイン、アゼルバイジャン、ハンガリーGPのわずか3レース(バーレーン・カナダ・イタリアGPは完走扱いのリタイア)――。
15年から54戦しリタイア32回、DNS4回、2台のマシンを走らせるチームとしての“敗走率”は66.7%、グリッドダウン・ペナルティは合計740だ。めざすゴールは遥か遠くたどり着くことさえ難しく、3シーズン目の途中で終焉の時を迎えた。
4年前、13年5月16日午後4時に本田技研本社で“新生マクラーレン・ホンダ”復活が発表された。その日の午前9時に緊急記者会見を開くとの連絡が広報部から届いた。

いままでもホンダはF1にかかわる発表は、やるときも辞めるときも急に知らせてくる。一部マスメディアにリーク情報が洩れ、海外で公然のニュースになってから公式に本社発表するのが恒例だった。それでも会見場には多数の専門誌系記者が集まる。『ホンダF1』にファンならずとも内なる思い入れがあるからだ。
この発表に際し「F1活動の“第4期”という表現は避けてください」と、非公式な要望(申し入れ)があった。第1期64〜68年、第2期83年〜92年、第3期00〜08年。これから再開する第4期をなぜそう言わず(書かず)にいてくれとこだわるのか当時は不可解な思いがした。
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9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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※イタリアGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

※イタリアGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

2025年F1カレンダー
第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

