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F1パワーユニットの一部エレメントが年間2基に制限へ。2018年に向けグリッドペナルティ撤廃の動きはなし

2017年9月23日

 パワーユニットの厳しい基数制限とそれに伴うグリッドペナルティに、ファンだけでなくF1チームからも批判が出てきているが、現時点では2018年にこれを変更するための合意がなされていないことが明らかになった。


 2017年のレギュレーションでは、ドライバーが1シーズンに使用できるパワーユニットの6エレメントは最大4基に制限されており、これを超えると追加するたびにグリッド降格ペナルティを科される。


 2018年は今季より1戦多い21戦開催が予定されている。しかし来シーズンの規則では、パワーユニットの基数制限がさらに厳しくなる見込みだ。


 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、この規則に批判的で、見直すよう会合において働きかけている。メルセデスF1チームのノンエグゼクティブチェアマンであるニキ・ラウダも、基数を減らしてもコスト削減にはつながらないと主張している。


 しかし、9月21日にFIAが公表した2018年F1スポーティングレギュレーションには、これに関する変更は盛り込まれておらず、4月30日発表版と同様に、6エレメントのうち3エレメントは3基に、残りの3エレメントは2基に制限され、これを超えるとグリッド降格ペナルティが科されることが明記されていた。


 第23.3条には、「各ドライバーは、シーズンの間、エンジン(ICE)は3基、MGU-Hは3基、ターボチャージャーは3基、エナジーストアは2基、コントロールエレクトロニクスは2基、MGU-Kは2基を超えて使用することはできない」「この数を超える場合、ドライバーは追加のエレメントを使用する最初のイベントでグリッドペナルティを科される」と記されている。


 モンツァでは約半数のドライバーがグリッドペナルティを受け、グリッド後方に降格された。F1のスポーツ面を取り仕切るロス・ブラウンは、グリッド降格ペナルティの見直しについてFIAと協議したいと発言、今年からF1のCEOを務めるチェイス・キャリーもこのペナルティシステムは自分たちが望む機能を果たしていないと認めている。



(AUTOSPORTweb)


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