F1スーパーライセンス制が変更へ。スーパーGTが追加、スーパーフォーミュラへのポイントは減少
2017年9月22日
FIAがF1への参加資格を得るためのスーパーライセンスシステムを変更することを発表した。
F1に参加するためにはスーパーライセンスを取得する必要がある。条件としては、18歳以上であること、各カテゴリーのランキングに応じて与えられるスーパーライセンスポイントを過去3年間に40点以上獲得すること、過去2年以上、ジュニアシングルシーターに参戦したこと、運転免許を持っていること、F1のスポーツレギュレーションに関するテストにパスすること、デビュー前に最近のF1マシンで300km以上のテスト走行を行うこと、といったものが定められている。
21日に開催された世界モータースポーツ評議会会合で、一部カテゴリーにおけるスーパーライセンスポイントの配分を変更、新たな対象カテゴリーを加えることが承認されたとFIAは発表した。
F2についてはランキング3位までに40点が与えられることに変更はない。しかし一部カテゴリーにおいて、与えられる点数が減らされ、一方で、多数のカテゴリーがポイント対象に加えられた。
ヨーロピアンF3とフォーミュラEでは、今後チャンピオンには30点(これまでは40点)、2位には25点(これまでは30点)が与えられるという変更がなされた。
WEC LMP1はランキング3位以外はすべて変更、トップ2は点数が減らされたが、4位から10位に与えられるポイントは増えている。
他にも、GP3、フォーミュラV8 3.5のポイントが減らされ、日本のスーパーフォーミュラも、ランキングトップ6に与えられるポイントが変更された。チャンピオンへのポイントは25点から20点に、2位は20点から15点に、3位は15点から10点に、4位は10点から8点に、5位は7点から6点に、6位は5点から4点に、それぞれ減ることになった。
一方で、新たにポイント対象となったカテゴリーも多数あり、WEC LMP2、WEC LMGT-Pro、WEC LMGT-Am、IMSA、NASCARカップなどに加え、日本のスーパーGTでもチャンピオンへの15点をはじめ、ランキングトップ8にポイントが与えられることになった。
FIAは多数のカテゴリーに「すべての(ロードコース)ラウンドがFIAに承認されたトラックで開催されることを条件とする」との但し書きをつけている。
さらにFIAは、若いドライバーたちのステップアップに、よりはっきりとした道筋を作るため、F1スーパーライセンスの下位に位置する“FIAインターナショナルAライセンス”の新たなシステムを承認したことも明らかにした。
(AUTOSPORTweb)
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| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


