F速

  • 会員登録
  • ログイン

ラウダ、メルセデスF1内の序列に言及。「ハミルトンを全面的に支援するべき」

2017年8月31日

 セバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンの間のタイトル争いが激しさを増すなか、ニキ・ラウダはチームがハミルトンを全面的に支援するときが来たと考えている。


 前戦ベルギーGPではドライバーズ選手権1位と2位のふたりがまたしてもバトルを演じ、3位のバルテリ・ボッタスは大きな差をつけられる結果となった。


 ボッタスがスパでパフォーマンスを発揮できなかったことで、メルセデスが彼を事実上の“ナンバー2”ドライバーと位置付け、すべてのチャンスをハミルトン側に与えようとする可能性が浮上している。


 メルセデスF1のトップであるトト・ウォルフは、次のように意見を述べた。


「フェラーリのような相手に勝つには、すべてが整った状態でなければならない」


「すべての選択肢について、できるかぎり長い期間にわたってオープンな姿勢でいたいと思っている。しかしこうした問題に対応するためのマニュアルなどないということも、理解している」


「フェラーリは、片方のドライバーがもう一方よりもずっと上位にいるという恵まれた状況にある。いまのところ我々としては、レースごとに判断していくことになる。モンツァの後で、状況がどうなるかだね」


 ウォルフはチーム内の序列を決めるまで、もう1レース待ちたいと考えているかもしれないが、メルセデスのノンエグゼクティブチェアマンを務めるニキ・ラウダは、この件に関してすでに心を決めている。


 ラウダは、ハンガリーGPでハミルトンがドライバー間の公平性を期すポリシー遵守のために、ボッタスに順位を譲った件についてはっきりと言及した。


「ポイントを譲るようなことはもうやめるべきだ」


「私は0.5ポイント差でチャンピオンになったことがあるから、最後に1ポイントがいかに重要になるかを知っている」と、3度の世界チャンピオンであるラウダは主張する。


「我々が何をすべきかは明確にわかっている。ボッタスはスパでは強力なパフォーマンスを出せなかったのだから、チャンピオン獲得のチャンスがルイスの方に多くあることは、すでに明白だ」


「ブダペストでのハンガリーGPでルイスが3ポイントを譲らなかったら、いまごろベッテルに、僅か4ポイント差に迫っていたはずなのだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


レース

7/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イギリスGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ234
2位ランド・ノリス226
3位マックス・フェルスタッペン165
4位ジョージ・ラッセル147
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン103
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン46
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位エステバン・オコン23

チームランキング

※イギリスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム460
2位スクーデリア・フェラーリHP222
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム210
4位オラクル・レッドブル・レーシング172
5位ウイリアムズ・レーシング59
6位ステークF1チーム・キック・ザウバー41
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム36
9位マネーグラム・ハースF1チーム29
10位BWTアルピーヌF1チーム19

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号