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ホンダF1「シーズン後半の向上を目指し新エレメントをテスト。トラブルは深刻なものではない」/テスト初日

2017年8月2日

 ハンガリーでのF1インシーズンテストが1日にスタート、マクラーレン・ホンダは初日はストフェル・バンドーンにより走行を行った。途中、オイル漏れにより走行時間をロスしたものの、トラブル自体は深刻なものではないと、ホンダR&Dプリンシパルエンジニア、中村聡氏は述べている。


 午前中にバンドーンは全体のトップタイムを記録したが、ランチタイム直前、チームは液漏れの症状が疑われるとして予防的措置でマシンをとめるようバンドーンに指示した。チームはシャシーとパワーユニットの両方をチェックした結果、エンジン関連の漏れであるとの結論に至った。中村氏は、オイル漏れの問題が起きたと述べている。


 バンドーンは16時前にコースに復帰、セッション終盤までタイムシートの首位にとどまっていたが、最後にフェラーリのシャルル・ルクレールに抜かれて2位となった。


「今日、ハンガリーGP後のハンガロリンクでのテストが初日を迎えました。これによって得た走行時間を利用して、チームはシャシーの新パーツを試し、私たちはパワーユニットの新しいエレメントをいくつかテストしました」と中村氏は一日を振り返った。


「貴重なデータを集め、シーズン後半でパフォーマンスと信頼性の両方を向上させるための作業を行うことを目指しました」


「ランチ前にオイルリークの問題が発生し、その結果として走行時間の一部を失うことになりました。ですがさほど心配してはいません。こういった問題はテストの際に見つけられた方がいいですし、この問題自体、深刻なものではありませんでした」


「ストフェルはハンガリーでシーズン初入賞を成し遂げ、その勢いを維持し、今日は全体の2位タイムを記録しました。セッション終了直前まで、彼はトップに立っていたのです」


「明日も引き続きプログラムに沿って作業を行い、サマーブレイク前にできる限り進歩を果たしたいと思っています」



(AUTOSPORTweb)


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