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レッドブルF1、フェルスタッペンにリカルドのサポート役を強制しないと明言

2017年7月14日

 レッドブルF1チームは、タイトルを争うダニエル・リカルドのサポートを、マックス・フェルスタッペンに頼むようなことはしないという。


 リカルドは先週のオーストリアGPでは5戦連続となる表彰台を獲得したが、ポイントリーダーのセバスチャン・ベッテルとの差は64ポイントとなっている。フェルスタッペンとリカルドとの差は、62ポイントに開いた。


 フェルスタッペンは今季のタイトル獲得という希望はすでに捨て去っているが、レッドブルはリカルドのタイトル獲得の可能性を最大限にするために、彼にサポート役を求めることはしないとの姿勢だ。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、以下のように述べている。


「チャンピオンシップについては考えていない。我々はマシンのパフォーマンスを引き出すことと、毎回のレースのことだけを考えている」


「現時点では、我々はチャンピオンシップでのタイトル争いには絡んでいないだろう。すべてのグランプリで全力を尽くし、(トップ2チームとの)差を縮めていきたい」


 レッドブルはドライバーの意思を尊重しており、フェルスタッペンは今後も望むようにチームメイトと戦うことができるという。


「もし(リカルドと首位との)差が15や20ポイント以内だったら、話は違ってくる。しかしシーズンが半分も終わっていないところで、64ポイントもの差ができてしまった。この時点でチームオーダーを出すのは、楽観的すぎる」とホーナーは語った。


 今シーズンのフェルスタッペンは、信頼性の低さから起こる一連の悲惨な状況を耐えてきた。オーストリアGPではターン1で不本意なクラッシュに巻き込まれ、その後に発生した別のメカニカルトラブルでリタイアを喫した。しかしホーナーはフェルスタッペンに運が向いてくると確信している。


「マシンが徐々に強さを得ていることに、彼は大いに元気付けられている。(オーストリアGPは)今シーズンのモナコ以来、特にこの種のレイアウトのコースで最も競争力を発揮できたレースだった」


「すべてのレースにおいて、曲がりくねったセクター2では我々が最速だった。グランプリを通じて、フェラーリやメルセデスと比較してもだ」


「これを見れば、我々が進歩を遂げていることがわかるだろう。このスポーツではよくあることだが、この進歩が彼にももたらされたら、何を変えなくとも3戦連続で優勝するなんてこともあり得る。きっとそうなっていくだろうと考えている」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)


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