最新記事
- デビューシーズンに向けたキャデラックの取り...
- 2026年のF1スプリントカレンダー発表。6戦を...
- キャデラックF1のリザーブドライバーは未定。...
- MOTULが50年ぶりにF1参戦へ。2026年からマク...
- 角田裕毅とローソンの接触に対する私見。フェ...
- サーキット・オブ・ジ・アメリカズ、F1とWEC...
- 【角田裕毅を海外F1解説者が斬る】レッドブル...
- 契約延長を目指すモンツァ、アップグレード作...
- 「これが最後のチャンス」夢のF1参戦を目指す...
- クルーの懸命な作業に報いるハジャーの表彰台...
- F1アブダビテストで、現行車と2026年タイヤ装...
- アントネッリ、母国で9位入賞もスタートでの...
F1イギリスGP木曜会見:ただ一人デモ走行イベント欠席のハミルトン「断る権利はあるよ」
2017年7月14日
第10戦イギリスGPの木曜FIA会見の主役は、もちろん地元4連勝がかかっているルイス・ハミルトン。しかし話題はレースのことではなく、前日にロンドン市内で行なわれたデモ走行イベント『F1 Live』に全20人中ただ1人だけ欠席したということ。
スキャンダル好きなイギリスメディアは早速ハミルトンのこの行動をとりあげて騒ぎ立てていたのです。
しかし当のハミルトンは意外にもリラックスした様子で、しっかりと用意してきたと思われる回答でサラリとかわします。
「なぜ僕だけだったのかは分からないけど、それぞれに断る権利はあるし、これだけもの凄く緊迫したシーズンの局面だからこそ最高の状態で準備を整えてこの週末に臨みたかったんだ。(母国イギリスGPは)僕にとってシーズンで最も大切なものだからね」
「主催者には先週『行かない』と伝えたよ。トト(・ウォルフ)に相談してチームにも伝えて、僕の決断を尊重してくれたよ。イベントの様子は見ていない。メッセージの確認で何度か電源を入れるくらいで、基本的にケータイはオフにして離れるようにしているからね」
ただでさえ雑音が多くプレッシャーも大きい母国GPであり、ましてや2戦連続でトラブルに見舞われているだけに優勝が必須という局面ですから、ハミルトンの気持ちも分からないでもありません。
イベント会場ではハミルトン不在に対するブーイングもあったが、ギリシャへ行く暇があったらロンドンにいたほうがイギリスGPへの準備としては良かったのではないかという、かなり手厳しい質問も飛びました。
「僕はロンドンに住んでいるわけじゃないし、まずモナコの自宅に戻ってからギリシャにいったんだ。普段から長距離移動はしているし飛行機疲れもない人間だ。今はこの週末のことだけに集中している。毎年ファンの人たちからはこの場で多くの愛情を受け取っている。ここでみんなに会うのが楽しみだよ」
余裕を見せるハミルトンに、記者たちはやや不満な様子。
しかし記者会見場のそんな不穏な空気を和やかにしたのはダニエル・リカルドの笑顔でした。
シューイーを今後もやるのかという質問には「バルテリ・ボッタス」と日本語に似たフィンランド語の発音を真似て「彼には逃げられてガッカリだね!」と言いながらも「もうやらないよ」と宣言。
「今回みたいな2連戦の時はリスキーだよね。表彰台登壇者が全員入院!なんてこともありえるからね!(笑)」
その後もセバスチャン・ベッテルの誕生日パーティにトト・ウォルフが出席したことをどう思うかと聞かれたハミルトンが困っていると「タダ酒ほど美味いものはないからね!」と笑いを取り、司会者も「あなたのクツで飲むんじゃなければね!」と上手い合いの手。これに乗じてハミルトンも「笑うしかないよね」と答えをはぐらかします。
主役があまり乗ってこないイギリスGP木曜会見を、4戦連続表彰台獲得中でとにかくテンションの高いリカルドが盛り上げてくれたのでした。
(Mineoki Yoneya)
関連ニュース
9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

