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マクラーレン・ホンダ密着:旧スペックに載せ替える苦渋の決断も、入賞の望みは捨てず
2017年7月9日
順調に初日を終えたかに見えたマクラーレン・ホンダに暗雲が垂れ込めたのは、金曜日の作業が終了しようとしていたころだった。
「フリー走行2回目が終わってから、すべてのメンテナンスをした後、最後にチェックのためにPUを動かしてみたら、ターボが正常に回らなくなっていて、回転が上がらなかった」(長谷川祐介ホンダF1総責任者)
そこでホンダはトラブルが起きているターボだけでなく、それと一体になっているMGU-Hも交換する決断を下した。
問題は、どのスペアPUに交換するかだった。ホンダがスペアとしてオーストリアGPに持ち込んでいたフェルナンド・アロンソ車のPUパッケージは2つだった。
ひとつは、アゼルバイジャンGPのレースで使用したスペック2のエンジンに、カナダGPのレースで使用したMGU-Hとターボの組み合わせだ。カナダGPではレースでアロンソはエンジンブロウしているが、MGU-Hとターボは壊れていなかった。
だが、ホンダはアゼルバイジャンGPで新型のMGU-Hとターボにしているので、カナダGP仕様に戻すということは旧型のMGU-Hとターボということになる。つまり、エンジンもMGU-Hもターボもスペックダウンした仕様ということだ。
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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※イギリスGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

※イギリスGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

