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ピレリ「ハミルトンのタイヤ戦略は理論上2番目に速いと予測したものだった」
2017年6月12日
2017カナダグランプリ決勝
メルセデスのルイス・ハミルトン、
ウルトラソフト?スーパーソフトと繋ぐ1ストップ戦略で圧勝
多彩な戦略が展開された中、
フェラーリの両ドライバーは2ストップのスプリント戦略を実行
摩耗とデグラデーションは全コンパウンドで低いレベル
序盤のセーフティーカー導入の影響もあり、
長いオープニングスティントが見られた
2017年6月11日、モントリオール
多彩な戦略が展開されたカナダグランプリで、メルセデスのルイス・ハミルトンが、ウルトラソフト?スーパーソフトと繋ぐ戦略で優勝しました。2位と3位のドライバーも1ストップ戦略を採用しましたが、彼らは第2スティントをソフトタイヤで走行しました。ハミルトンは、ウルトラソフトで長い第1スティントを走行したことによって、トップを譲ることなくピットストップを完了しました。
ハミルトンと異なるアプローチを採ったフェラーリは、終盤にウルトラソフトを使用してポジションアップを狙う2ストップ戦略を実行しました。
セバスチャン・ベッテルの場合、レース序盤のフロントウィングへのダメージもあって、1回目のピットストップを早めに行いました。ハースのケビン・マグヌッセンとザウザーのパスカル・ウェーレインを除く全ドライバーが、ウルトラソフトでスタートを切りました。
ピレリカーレーシング責任者マリオ・イゾラのコメント:
「今日は、このレース週末で最も荒れたコンディションとなり、レース序盤にセーフティーカー導入も発生しました。これらの点が戦略に影響を及ぼし、多くのチームが、変化するレース状況に対応しつつ、多彩なアプローチを採っていました。ハミルトンは、ウルトラソフトで長い第1スティントを走行したことにより、スーパーソフトでフィニッシュすることができました。フォース・インディアも同様の戦略を使用して表彰台争いを演じました。フェラーリは、ベッテルの早めのピットストップに対応し、終盤にポジションアップを狙う戦略を採用しました」
コンパウンド毎のラップタイム上位:
ソフト:
ボッタス:1m15.894s
リカルド:1m16.165s
スーパーソフト:
ハミルトン:1m14.551s
アロンソ:1m15.853s
ストロール:1m15.979s
ウルトラソフト
ベッテル:1m14.719s
ライコネン:1m15.388s
ハミルトン:1m16.037s
最長スティント:
ソフト:リカルド 52Laps
スーパーソフト:グロージャン 68Laps
ウルトラソフト:バンドーン 45Laps
Truthometer:
ルイス・ハミルトンが1ストップ戦略で優勝しました。ハミルトンの戦略は、我々が理論上2番目に速いと予測したものでした。ウルトラソフトでスタートしたハミルトンは、32周目にスーパーソフトへ交換しました。一方、2位を獲得したチームメイトのバルテリ・ボッタスは、我々の予測した最速戦略通り、ウルトラソフトでスタートし、23周目にソフトへ交換しました。
(ピレリ ジャパン プレスリリース)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

